サンタさんの存在を確立させてるものはなんでしょうか。
お話の世界の架空の人物で、これほどまでに存在するものとされてるものもないのではないでしょうか。
たとえば、日本の妖怪。鎌鼬やろくろ首、ドラキュラやフランケンシュタインが本当に存在すると信じている人はすくないでしょう。
でも、幽霊だとちょっと評価は変わってくると思います。
まぁ、プレゼントが置かれていたり写真に写ったりしててある程度現実世界に食い込んでいるからだとも考えられますが。
ここでは、煙突からやってくるサンタさんの独自性について考えます。
人にとって、異世界の文化は奇妙で恐ろしくかつ親しさがあるもの。
たとえば、死の世界。
あの世っていうのは経験こそないけれど、その世界の存在を否定することができないと思います。
そうなると、その世界からやってくるモンスターの否定は大変なもの。
幽霊の否定はもちろん、ゾンビもドラキュラやフランケユシュタインと比べれば幾分も気味が悪く感じるでしょう。それは前者が後者よりもより現実の世界に密接している世界からの使者だから。
墓場なんていうのは、死の世界と現実世界の境のような場所で、そういった場所から現れる怪物は何かと親近感を悪い意味で感じてしまいます。
サンタクロースもそのような効果があると考えられます。というのも、サンタクロースは煙突からやってくるものですよね。
煙突というと、薪から出た煤や灰が通って空まで繋がっている、いわば人の手のつかない道。
日常の世界から異世界へと繋がっている、いわばゴミ箱や鏡と同じ。そういところから現れる幽霊たくさんいますよね。
では、煙突はどこに繋がっているか。
それは天の世界です。神が存在し、天使が存在し、常に下界を見下ろす実際には存在しない場所。
もうこれ以上の説明は面倒くさいので省きます。
まとめると、サンタクロースは神の世界から煙突という道を通って日常、現実世界に降りてくる存在であるということ。
文学的な観点からサンタクロースを分析しました。
