「わたし……。
バイトクビになっちゃって。」
『え!? なんだよ、それ。いつ?』
「お店に脅迫する人が現れて、その人たちが私と知り合いみたいに吹聴して…………。」
『知らない奴等なんだろ?責任者の勘違いなら、不法な解雇じゃん。』
「彰さん……。私にもよく解らなくて。
だけど、本気で知らないから店長に訴えたのだけど……。
店長は…………。」
『店長が何?』
―急に私を押し倒して
胸に顔を埋めて……―
『レナ? レナ店長がどうした?』
―私の身体は悦んだ―
「っ……。て……、店長が……。」
―ダメ。思わず身を任せて楽しんだんでしょう?伝えたら終わりよ―
「急に……クビだって」
『なんだよ それ。
一緒に話し合いに行こう』
「え……、だ……、ダメだよ。会いたくない」
レナは、彰に店長との秘密がバレてしまうのを恐れ、身体を震わせた。
『どうしたんだよ。レナ。なにかされたのか?』
「違う……。彰さん違うの。気が動転してて……。仕事はすぐ探すから。
だから……。だから。」
―これ以上汚れを暴かないで―
『レナ…………。』
彰は戸惑いを隠せなかった。
―俺は 何か嫌な予感がしたんだ。だけど、その時は言葉がでなくて。
深く立ち入るのをとめた気がする―

