お待たせしました〜〜💓
筆者病気療養中の為お休みを頂きましたが復活しました。
飛び飛びで掲載しますね^_^


G君に尽くす健気な猫のムウ、
G君の為に食料を取りに行って用水路に転落、大根と一緒に流された・・・ムウの運命は・・・
ムウの激愛、G君に尽くすわ26



その時は突然訪れた。


ムウが目を開けた。



一斉に皆んながムウを覗き込んだ。


ここは演出的にも G君の出番だろう。


プロデューサーが目配せで G君に合図をおくる。


アナウンサーは待機して第一声を考えいる。


さぁ、 G君宜しく。


 G君の叫び声とくちゃくちゃな涙に濡れた顔が全国に映し出された。


ムウはキョトンとしていた。


ムウ、ムウと G君が叫ぶ。


さあ、ムウの第一声が待たれる。


さあ、ムウよG君と涙の対面だ。





しかし、ムウの口からは意外な言葉が・・・



おっさん、誰や。


めっちゃうるさいねんけどな。


それに息くさいぞ


あっち行けボケが!


馴れ馴れしいねん、ほんまに💢




全国のデレビの前の視聴者はズッコケた。


もちろんスポンサーも大ゴケした。



erabooローカルテレビには茶番だ、騙されたとクレームが殺到した。



1番ズッコケタのはここにいるプロデューサー、アナウンサー、クルー、そして G君。


 それでもここは視聴者にかまさなければいけないので、G君は冷静さを装いムウの肉球を握った。


ムウは毒吐いた。



ボケ、おっさん馴れ馴れしく肉球に触んな。


どっか行け、ボケが。


もう無茶苦茶な展開に皆んな顔が青くなった。


視聴率も急降下。


スポンサーもカンカン。



プロデューサーも焦った。


打開策はあるのか。


そこへ助け舟を出したのが、獣医だった。


カメラに向かって冷静にこう言い放った。



ムウは恐怖が大き過ぎて記憶を消しているのです。


もう少ししたら、全てが思い出されてくるでしょう。


それまで待ちましょう。



プロデューサーはこの獣医の言葉をテロップで流した。


そして携帯電話にも緊急速報で流した。


効果が直ぐにでて、視聴者はerabooローカルテレビの前に帰 戻ってきた。


またまた、視聴率が舞い上がって行く。


スポンサーも安堵の表情である。


時間と共にムウは記憶を取り戻して行った。


 G君・・・・


 G君・・・・・



続く〜〜


eraboo&G君

比叡山延暦寺にて


皆様にはご心配ををおかけしましたが、元気に復活しました。


ボチボチやっていきますので、宜しくです〜