ムウの激愛、 G君に尽くすわ20


続きだよ



ふーん、猫が大根に乗ってるんだ。



 G君は気にも止めなかった。



が、群衆の隙間からアップで映し出される猫の顔の・・・・・



あれ・・・


あれれ・・・


ムウ・・


あれはムウだーー


 G君は驚いた。


ムウがテレビに大写し。


群衆は可愛い猫とか、アイドルとか色んな賛辞を猫とクルーに浴びせる。



 G君はそんな画面を見ながら、良からぬ事を思った。



ふふふふふ、大根に乗った猫か。



それにこの状況をerabooローカルテレビが独占放送してるな・・・


視聴者は猫をヒーロー扱い・・・


・・・・金になる・・・



グフフフフ俺は金の猫を手に入れたのだな。


ムウは俺にゾッコンだ。


俺の言う事には絶対に服従だ。


上手くいけば数年は遊んで暮らせるぞ。


善は急げだ。



ムウが流された用水路に急いで行ってerabooローカルテレビのディレクターを探して交渉だ。



 G君はけつの痛いのも忘れて、リヤカーを引っ張って用水路のある畑へ全速力で向かった。



息を切らしながら用水路に着いた。


なんとね〜〜ドローンが大根とムウを捉えるため、数機飛んでるな。


 G君はどの様にアピールするか、思考を巡らせた。



その頃ムウはと言うと、クルーのインチキ救出劇に翻弄されていた。 





おっとクルーを発見。



よし、行くぞ。


 G君はベテラン役者の如くオーラをまとった。


カメラマンやアナウンサーにアピールしながら近づいて、目の前で倒れ込んだ。



おもむろに G君は大粒の涙と大声を張り上げて、アナウンサーやクルー、そしてプロデューサーの関心を引いた。



続き・・・


強欲 G君のスペシャル劇場

始まり〜〜だぞ


 G君、痔君(友情出演eraboo)




ムウ〜〜

(;_;)


待ってろ〜〜

  (T_T)


俺だーー


 G君だーー


助けに来たぞー


なんちやって〜〜ガハハハwwww