電車と眠りと思考





少し前まで古い普通電車が走っていた。


狭い直角の向かい合わせの椅子。


入り口付近は2人がけと3人がけの椅子。


その椅子に座ると横向きだから、電車が揺れる度に僕の頭をフラフラ揺れて、だんだん睡魔が襲ってくる。


1時間の通勤電車。


揺られながらいつも寝過ごさずに手前の駅で目が覚める。


これは皆さんも経験してるでしょうが、不思議ですね。


ちゃんと目が覚めます。


周りの音は聞こえてきる。

でもちゃんと寝ている。


いびきをかいている人もいるね。


気持ちよく寝てるもんな。


でも今の電車は寝ることが無くなった。


快適なはずなのにね。

横向きの椅子が無くなったからかな。


今はスマホを触るか、目をつぶって窓に頭をもたげて寝たふりしてる。


頭の周りをスマホの電波が覆う。


それが睡魔を遠ざけているのだろうか。


今朝も僕は電車に乗っている。


4人掛けの1番奥の窓際に。

毎日同じ定位置。


帰りは混雑、立ったまま思考は満ちている。


そんな時は物語やブログを書いている。


時間が有効に使えるね。


通勤電車、1時間でも悪くないな。


色んな物語が溢れているから。