たまには猫の事でも書こうかな。

 

話を。

 

 

猫が屋根に登ったら

 

僕は猫、今散歩中さ。

 

今日はあの工場の屋根の辺りを探検しよう。

 

結構高いんだよね、この工場は。

 

屋根が3段あるから3回建てかな。

 

先ずは1番低い屋根から行くぞ。

 

この屋根は古いな。

 

波板だな。

 

こんなに古いとアスベストが含まれてるだろうね。

 

俺等知ってるんだ、アスベストを吸い込んで苦しんで亡くなった人が沢山いる事を。

 

今でも苦しい生活をしているらしいよ。

 

治らないのって不幸だよね。

 

 

俺等大丈夫かな、アスベストにやられたくないし。

 

ぐるっと回ったが壊れているところも無かったな。

 

何処かに穴でも空いていたらそこから侵入出来たんだが。

 

残念だ。

 

2階の屋根にぴょんと飛び移り、下の景色を眺めたよ。

 

うわーぁ高いな。

 

怖くはないが、足がこそばゆくなるね。

 

でも大丈夫さ、俺等は猫だもの。

 

ぴょぴょんとぴょん。

 

ここも何も無いね。

 

さて、1番高い3階の屋根。

 

 

ふぅ~流石にここは震えるな。

 

下の人間が小さいや。

 

俺等もここから落ちたら・・・・駄目だろうな。

 

さて、巡回パトロールさ。

 

うわーーー・・・・・

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうか・・・・俺等・

・・・落ちたのか・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺等猫で良かった、

ちゃんと助かったよ

 

 

でもね

住んでる町が小さく遠のいて行く・・・・ね

 

何も感じないや・・・

 

 

 

痛くも何とない・・・

 

 

 

ふわふわと浮いている・・

 

 

 

とうとう僕の街も、飼い主さんの家も見えなくなった

 

 

 

さようなら・・・・・・

 

 


僕は貯金箱の猫さ