少年野球のコーチをしていると
技術をあげることだけが上達ではないとつくづく思う。
挨拶、返事、物を大切にするとか
人間としての基本的な部分が大事なんだな~って
改めて思います。
子供達に言う前に自分が出来てるのかな?
なんてことを最近よく考えます。
物は大事に、、、って言おうとした瞬間
自分のアップシューズが汚れてたりすると
えらく痛いコーチになってまいます(笑)
最近気になることがもう一つ。
今の大人は挨拶のできない子を見ると「あの子は挨拶もできない」
と良く言います。
「じゃあこっちから挨拶したらいいじゃないですか。普通に挨拶してくれますよ?」というと
「普通は子供から挨拶するものでしょ?親の躾がなってないんですよ。」と言う人がいます。
その話を聞いた瞬間、「アホらし~なんじゃそれ。」と言ってしまいました。
大人が子供も叱れないなんて、子供が可哀想。
子供が悪ふざけしても裏でブツブツ言ってるだけの大人。
なんやろな~と思わずにはいられません。
一つの物を大事にする、物に思いを込める。
そしてまた、とことん使い込んでみる。
そういうものって、どんなに古い物でも手放したくないし
ずっと現役でいてほしいという願いも込められます。
僕の釣り道具に対する思いもそんな感じです。
今週はチームの歴代キャッチャーが使っていたミットを修復してみました。
年甲斐もなく、子供達にみせびらかしてやろうと思ってます。
ダッサー!って言われるかなぁ。
それでも、ユーモアでひらりといなして
このミットにまつわる思い出を語ってあげようと思います。
新しい物や最新の物もいいけど
思い出の詰まった道具ほど愛おしい物はないということを
感じてもらえたらいいなぁ。
今すぐわからなくていいから、頭の片隅に覚えておいてほしい。
ボロボロのミットを持った口うるさいコーチがいたことを。
(イケメンの)
だれだ、いま石投げたのは(笑)