いや~昨晩はスゴイ降りました
![雪の結晶](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/124.gif)
犬と子供は喜ぶんですが
明日のグランド状況を考えるとゾッとします(笑)
さてさて、、、
春めいてきたせいもあってか
最近になって「低気圧」に関する質問がきましたのでお答えしようと思います。
以前にもブログで記事にしたとは思いますが
低気圧とデカバスの関係
![$B.F.L Blog](https://stat.ameba.jp/user_images/20120217/12/era-arai/d0/9a/j/t02200147_0653043511799296141.jpg?caw=800)
の前に、、、
皆さん天気図の読み方は知ってますか?
もし知らない人がいらっしゃいましたら
天気図の見方←ココにわかりやすく書いてるので
是非参考にしてみてください。
コレ知ってるだけでもだいぶ釣りが変わってくると思います。
水温や気温以上に大切なことです。
もちろん水温も多少は気にしますが、僕が水温メインで釣りをしない理由は
水温に関係なく活発に動く個体を狙いたいのと
釣り人が凹む要素が増えるので
僕は殆ど気圧の変化しか気にして釣りしてません。
水質はかなり気にします。でも釣りの組み立ての大半は気圧の変化です。
晴れた日でも少しでも雲のある側で釣りをするとか
そういうことも大事やと思ってます。
![$B.F.L Blog](https://stat.ameba.jp/user_images/20120217/12/era-arai/b1/1c/j/t02200330_0435065311799304403.jpg?caw=800)
だいたい、デカイの狙って釣るときは低気圧絡みが約8割。
一口に低気圧!と言っても様々で
晴天無風の一日の中でも気圧の変化は当然あります。
爆弾低気圧!とか台風!と呼ばれるような急激な気圧変化もあれば
曇り
![くもり](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/027.gif)
![雨](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/021.gif)
で、その気圧がなんで魚に影響を与えるの??
ってことを知らないといくら低気圧だからといっても
その恩恵を受ける事はマグレに期待するしかなくなってくるわけであります。
低気圧により、空気の圧力が緩まり
水への圧力も弱まるので魚からすればより少ないエネルギーで動きやすい状態。
つまり、いつもより少ない労力で補食ができるチャンスということです。
なのでサイトフィッシングの成功率が晴天の方が圧倒的に高い理由も
ただ単に視認性の問題だけ(人間から見やすくバスから見えにくい類いの話)ではなく
グーっと気圧に押され水圧が強まってバスが動きにくい状態になってるってのもあるんです。
雨から一気に晴れる瞬間に神経を研ぎすまして感じでみてください。
段々上から圧が降りてくる感じを体験できますから!
![$B.F.L Blog](https://stat.ameba.jp/user_images/20120217/13/era-arai/e1/1f/j/t02200147_0653043511799322552.jpg?caw=800)
で、例えば、、、急変するような場合。
1週間晴れた日が続いてからの急激な低気圧
ま、台風などが代表的なんですが
バスが補食するために差してくる場所というよりはレンジ
を見極めることがとても大事になってくると
個人的には感じています。
低気圧絡みで釣れた50cm以上のバスだけに絞りボク個人のデータを集計してみると
釣れているレンジがほぼ4m(バンクフィッシング限定です)以浅で
特に2~1mが圧倒的であることから
確実に補食を意識した個体であるということがわかります。
補食態勢に入ったバスの優先順位ですが
バスが狙うベイトの種類→水質→水温の順に左右されると感じています。
ベイトに関してだけ言うなら時期やバスの状態によっても異なってくるのですが
今回の論点は低気圧。
しかも劇的な変化をする中でと考えるとなると、、、
一番僕がキーだと思うのがベイトではなく水質。
釣り人側に優位に働く水質条件という観点と
バスが生活できる範囲の水質という観点の二通りで考えた場合
人間も天災にあえば、食べることよりもまず
生きることを最優先にするかと思います。
もちろん、ベイトを確認できるに越したことはないです。
でもこの環境下ではバスにとってベイトフィッシュの重要性が普段とは異なっています。
彼女らにとっての餌であるはずのベイトフィッシュは
また別の働きをしてくれるのです。
このことを以前の自分は理解できずに
ベイト=補食という事だけに的を絞って見失うことも多かった経験をふまえ
下記へうつります。
![$B.F.L Blog](https://stat.ameba.jp/user_images/20120217/19/era-arai/49/94/j/t02200160_0510037111800015421.jpg?caw=800)
では最後に、水質を重視する最大の目的ですが
激変したあと、水質が良い場所には自然と多くの生き物が集まるため
バスは何もしなくても快適な環境と豊富な餌と共にいることになります。
その生活圏が狭ければ狭いほど、強い個体が陣取れるので
=ビッグフィッシュという図式が生まれます。
これはあくまで正解の一つのパターンで
この応用で様々なパターンも導き出すことも可能です。
フィッシュイーターの習性で
ベイトフィッシュと共に群れでクルージングするタイプがいます。
彼女らはいつでも補食をするためだけに依存しているだけではなく
より環境変化に敏感な生命力の低いベイトフィッシュと帯同することで
いち早く察知、順応できるという事実もあるのです。
台風により全てを流されてしまったというような状態でも
より安定している場所というのは幾つか存在していますし
逆にこういう時こそ大きなチャンスととらえています。
激変した中でも最も安定感のある場所を狙うことはとても大事ですし
まさかこんなところに、、、
という考えの枠から逸脱した場所が
実はとんでもないバケモノに出会えるヒントになることも
多々ある、、、ということを付け加えておきます。
![$B.F.L Blog](https://stat.ameba.jp/user_images/20111001/00/era-arai/b4/73/g/t00680064_0068006411518000790.gif?caw=800)