子供達2人が週3回通っているプリスクールコープでは、
大切な連絡事項から、何々かして~という内容まで、
メンバー内で便利に使えるメーリングリストがあります。

私もよく、「今日の午後、xx公園にいます!よかったら一緒に遊びましょう♪」とか、
「署名活動にご協力お願いします!」などで使っています。

そして、今回一斉送信されたメールを見て、ものすごく複雑な気持ちになったので
ココでシェアしたいと思います。

それは、このコントラコスタ郡の小学校低学年クラスにおける、
1クラス当たりの定員引き上げについて、検討&撤回を求める署名活動でした。
プリスクーラーを持つ親だったら、来年、または2年先という超近未来に実際に降りかかる問題です。

そのメールの内容は、1クラスが30名以上になってしまったら困る。予算のカット、その上定員増では、
子供達の将来に悪影響だ。人数が少ないからこそ、きめ細かな指導ができ、落ちこぼれも少なく、
将来の明るい若者が増えるというのに、そのチャンスはことごとく壊されている!というものでした。

そうだよね、子供を預ける場所で指導者一人当たりの人数が増えたら心配だよね~。
でも、う~ん・・・本当にそうなの?

よく耳にするのは、あちらこちらの学校のうわさとか評判を口にするとき、
「あそこの学校は、PTAがとってもしっかりしていて、親達がたくさん関わっている。」というもの。
それからきっとココで言われているように、少人数制がその次くらいに来るのかも。

確かに親が子供のこと全般に(あくまでも全般!生活リズムとか食事とか、、健康とか!)注意を払って
いれば、学校での素行は安定するでしょう。もしボランティアで、教室にも何人か親が出向いて
顔をしょっちゅう出していれば、子供同士の関係も見て取れるし、雰囲気作りにはなるかもしれません。
ドラッグやいじめ、ギャングの巣窟・・・といった最悪の事態は免れると思います。

だけど、そこまでのような気がしてなりません。
それ以上に子供達が輝くような場所にはならないというのが、
私の正直な思いです。

人間的にすてきな教師はたくさんいると思いますよ。
でも熱意があったとしても、1人では組織の何をも変えられないんですよね。
上から禁止されていること、マニュアルにないことはできないんです。
だから、30人以下でも、30人越えても、根本的な問題は何も変わらないだろうな~と思いながら
申し訳なさと感じつつ、送られてくるメールを削除してます。

これがもし、上も下もない、教師間も生徒と教師の関係も、
きわめて民主的な組織だったら、また話は変わるのだろうけど。
あいにくそうではないのです。