僕の目の前で彼女は汚されました。


僕は彼女をただ見ていました。



なぜか彼女は助けてとは言いませんでした。



それどころか彼女の目は好奇心に満ちていました。


あれ程に言ったのに。だから言ったのに。



彼は汚れました。

そして彼は言うのです。女はいつも優しい人が好きだとか平気な顔して言うくせに、心の奥底では無理矢理犯されるのが好きなんだ。いつも平気で嘘をつくんだ。自分の都合のいいように解釈するんだ。そんなにヤりたいならその辺の男を誘惑したらいい。お望み通り壊されるじゃないか。壊してもらえばいい。そして二度と僕にふれるな。吐き気がするんだ。気持ちが悪いんだ。おまえらは自分が犯されるって意味を分かってないんだ。おまえらが好き好き言ってるそいつらは何の責任をとる気もないしただ道具のようにしか扱わない。そんなことも分からないで喜んで股を開くおまえが嫌いだ。貴様なんか猿以下だ。なにも分かっちゃいない。誰もなにも分かってない。女の性欲ほど気持ち悪いものはないのに。



そんな彼も所詮猿以下なのでした。


彼は今日もきっちり十時半にベッドに入りました。
~~らしい、とか、~~らしくない、とか。



そんなものは結局他人の評価だし気にしなくていいんじゃないか。


僕がしたい事すべてが僕らしいんじゃなかろうか、


けれど、だから、頼むから踏み入ってこないで。


僕はあなたとは関わりたくないから。


あなたと居ると、したくないことを強要されるから。吐き気がするから。

僕が僕らしくいれないから。