あなたが日々行っている習慣は、どんなものがありますか。

例えば、継続すれば、成長するようなことであったり、毎日続けることで心身を健康的に過ごせるものもあれば、

それによって、弊害があるようなやめた方がいい習慣を誰もが持っていると思います。

目に見えて継続できるものもあれば、心の傾向として手放せない習慣(思い癖)など、それらは多岐にわたります。

そのたくさんの習慣が、その人自身を作り、人生を作っていくと思えば、習慣を変えることや、良い習慣を身につけることで人生が変化した人と同じように生きられるかもしれませんね。

ですので、あなたが理想とする人の習慣を真似するのは、その人のような人生を送ることに近付き、とても効果的でしょう。

ただし、私はその習慣もわりとほどほど、にしています。

『せねばならぬ』

という感覚になった瞬間、結果ではなく、それを『すること』に目が向いてしまうからです。

もちろん、依存性の高い習慣の中には、身体に害をもたらすと思われるものもありますが、習慣を変えるには良いと思われるものであってもやりすぎには注意が必要かもしれません。

例えば、痩せたいと思ってダイエットをするとして、毎日食生活に気を付ける習慣があるとします。

 

それも厳しくなりすぎると、いつの間にかダイエットの本来の目的を忘れてしまうことがあり、ダイエットを『すること』の方にに目が向いてしまう場合があります。

場合によっては、周囲の人の食生活にまで口を出してしまいたくなったり、自分の食生活以外の人は受け入れないということも出てくるかもしれません。

また、痩せる目的を忘れてしまうと、万年ダイエッターとして、ダイエットすることから離れられなくなったり、痩せても満足できなくなることも。

大切なのは、どんな習慣であっても、ほどほどに、適当に、いい塩梅に、そこそこ毎日楽しめる程度に続けられれば一番いいのではないでしょうか。

そして、その習慣を続けることを目的とするのではなく、習慣によって『自分がどうなりたいか』『何のためにしているのか』をはっきりと意識しておくとよいでしょう。

何かを継続する、ということが苦しみながらとか、ストレスを溜めながらであれば、とても苦しい習慣になりますが、

それをすると自分が心地よいからとか、気分が良くなるから、という理由であれば、イヤイヤすることもなく、毎日楽しみながらその習慣を継続できます。

その結果、成長につながるものであればとてもいいですよね。

今の習慣は本当に私が喜んでいる事なのか、楽しみながらしている事なのか、習慣の見直しをしていき、必要のない習慣は手放しても良いかもしれませんね。

そのときには想像力が必要になります。

この習慣を続けたら私はどうなるのだろうかと、どんなに小さな習慣であっても塵も積もれば山となる。

毎日塵のような習慣を、一日また一日と続けていれば、一体私はどうなるだろう。

今日明日ぐらいではわからない。一週間、一か月、半年、一年。それでもまだわからないかもしれない。

だけど、ふと振り返ってみたら、いつの間にかこれが私の人生になっていた。

ですので、その習慣をただするのではなく、それを続けることによってどんな人生を歩みたいか、どんな自分になりたいか考えてみるのも良いかもしれませんね。

今日もお読みいただきありがとうございます!