ブラック企業を辞めた時、姉がポツリとこう言いました。
『結局なんとかその会社に残ったとしても、他の人が辞めていくのを見て、自分も嫌になって辞めていくか、それとも、自分も辞めるような同じ目に合うかどちらかだよ』
その言葉がすごく腑に落ちて、あぁそうだな…と思った覚えがある。
そしてその後に『傷は浅いほうがいい。長年勤めて辞めるよりよっぽどよかったと思う』とも言っていた。
企業と従業員はそれぞれ立場も言い分もあるが、どちらもWIN-WINの関係にある会社はおそらく少ない。
従業員満足度が高く、離職率の低い会社はなぜか売り上げが右肩上がりというのを聞いたことがある。
会社を存続させるのは、従業員よりも利益が優先のところもあるだろうし、たくさんの従業員を抱えているのであれば、従業員満足を優先にするには難しいと考えがちだが、
実はすべては逆だった、ということに気が付く。
経験上、人が離れていく会社が好調であるのは聞いたことがなく、楽しく働ける会社というのは頑張らなくても自然と大きな利益をもたらす。
そこには、従業員たちから発せられるある意味想念、満たされているとか、楽しい、その会社で働けることを誇りに思うといったポジティブな感情があるからではないかと思う。
そういう想念が売り上げに大きく貢献しているのは間違いない。
働くということ=収入を得ることではなくなったこの時代では、様々な方法で生きられるようになった。
だからこそこれからは、いやすでにあちこちで人材が不足している状況が進んでいるのは見て取れる。
そうなった時、いち早く今の現状に気が付いて、時代とともに柔軟に変化をしていくのが大事だと思う。
今はどんな生き方をしても良いと思う。
好きなことしても良いじゃないか。楽しいことしても良いじゃないか。
ふわりふわりと風に乗って、軽やかに人生を渡ってもいいんだよ。
こうしなければいけないとか、ああすべきとか、責任があって、頑張らなくちゃ
もちろん一生懸命に向き合うことは大事だけど、必死のパッチになりすぎないで。
だめな時は大きな力に委ねて任せましょ。
それでも、うまくいかなかったら、離れましょうってサインだよ。
イヤイヤしてもその思いが、心がにじみ出ちゃう。
想念だけはどう頑張っても隠せない。
だから、楽しく働くか、楽しく働けないなら、そういう場所を探すか、
とにかく楽しいことだけをすればいいと思う。
心を軽くして、楽しいことをしよう
そうすればいつでも機嫌よくいられる
機嫌よく、いつも笑顔でいられたらきっと何をしてもうまくいくよ
だから、大丈夫