救命救急センターで働く看護師によるドラマ解説!!




今回は大人気ドラマ『コードブルー』!!




このドラマは2008年に始まった

救急現場にヘリコプターで急行するフライトドクターを目指す医師らの奮闘を描くドラマです🚁



藍沢先生(山下智久さん)

白石先生(新垣結衣さん)

緋山先生(戸田恵梨香さん)

藤川先生(浅利陽介さん)

の4人の医師と


優秀な看護師

冴島さん(比嘉愛未さん)


を中心に救急現場での医療が展開されます!!




このドラマの影響でフライトドクターやフライトナースが増えたとか!!

私もその1人です😆




それでは大好きなドラマを救命救急センターで働く看護師目線で解説していきたいと思います!!📺








※ネタバレも含まれますので、先にドラマを見てください😊






















第一話 命を運ぶ翼、ドクターヘリ緊急救命






翔陽大学附属北部病院の救命救急センターに赴任となった4人の医師




まずは森本先生(勝村政信さん)から病院の部署を紹介されていました!




救命救急センターの医師は様々な救急部署を兼任している病院が多いです!!



救急外来、ICU(集中治療室)、HCU(高度治療室)、一般病棟


この部署をローテーションしています!


看護師は病院によって結構違います!

救急外来とICUが別部署だったり、同一部署だったり

私が働いている病院は救急外来、ICU、HCUが同一部署で、月毎にローテーションしています!






黒田先生(柳葉敏郎さん)と冴島さんがヘリで病院に帰ってきています🚁



ドクターヘリで患者さんを病院に連れて帰る時に、

病院に到着するまでにドクターヘリから病院へ、患者さん情報を無線で流します。

この情報から、患者さんの病態を予測し治療の準備を開始します。

 

黒田先生は

『静脈路確保、急速輸液中、レベル1(ワン)用意しといて』

と無線を流していました。

点滴の管(静脈路)を入れて、点滴を投与しさらにレベル1の準備となると

患者さんの状態は重症であることが予測されます。

 


患者さんがショック(循環が悪い)状態であると血圧を維持するために急速に点滴を投与します。

病院についたら、輸血を投与する可能性があるのでレベル1の準備を指示しています。

このレベル1とは輸血や点滴を急速に投与できる機械のことです。

 



無線を受けた三井先生が患者情報をメモしていました📝



73 F 

3F fall

顔面

86/56 HR120 RR25 SpO292 GCS10

 

これは

73歳 女性(female)

3階からの転落

顔面外傷

血圧86/56 心拍数120 呼吸数25 酸素の数値が92 GCSは意識の状態を表しています。

 

この情報が来たら、

酸素の数値が低く、呼吸状態から、気道と呼吸に異常がありそう。

気管挿管(口にチューブを入れて気道確保)するな、顔面外傷だから気管挿管できなければ輪状甲状間膜切開(首に穴をあけ気道を確保)するかも

循環は心拍数が多く、血圧が低いのでどこかしらから出血している可能性があるかも

気胸(肺が破れる)になってるかも

落ち方によっては背骨や骨盤の骨折もあるかも

状況によってはすぐに手術かカテーテル治療だな

 

などと予測し準備をします📝

 





ドクターヘリが戻ってきて救急外来にて診療が開始となります🩺



 

心電図をつけたり、処置が同時に始まります。

話すことができないため、手を握る事で意識の確認をしています。また、同時に麻痺がないかも確認します。

 


看護師さん:『輸血準備しますか?』

黒田先生:『そうだなノンレスポンダーだからな』

 

non-responderとは点滴を急速投与しても循環が落ち着かない状態です。どこかしらで出血している可能性あり😱

緊急手術になる可能性が高いですね😱😱😱



 

藤川先生が気管挿管(口にチューブを入れる)を行うもできず、ここで藍沢先生登場!!😍



直ちに輪状甲状間膜切開を行いました。

気道のトラブルは死に直結するので、迅速な処置が求められます。さすが藍沢先生!!😍


 


黒田先生👨‍⚕️:『FAST(ファスト)は?』


FASTとは体の中に出血がないか確認するための超音波検査になります。

心膜(心臓)、モリソン窩(肝臓の周り、右のお腹)、右の肺、脾臓の周り(左のお腹)、左の肺、膀胱に血液が溜まりやすい場所を迅速に検査します。

何も異常がない場合をnegative(陰性)と言います。

異常があれば〜で陽性と言います。

 

三井先生が検査を行い、脾周囲に液体貯留と診断しました。

 

 

この患者さんは救急外来で診察後、手術となりました👨‍⚕️



 

手術が終わり、CT検査を行ったところ釘が鼻から刺さっているのを発見!



最初に頭のCTを取らなかったの!?とも思いましたが、循環が安定していなかったのでCTより手術を優先したのかな??🤔

お腹の中に出血していて、危険な状態である場合、CT検査を行わずに手術することもあります💡


そこまで忠実に再現するか!恐るべしコードブルー🤣







白石先生はドクターヘリで現場に行くことに🚁

オートバイの事故で出動となりました



CS『ランデブーポイントは〇〇です。白車(救急車)は現場に向かってます』


CSとはコミニュケーションスペシャリスト❗️

ドクターヘリや消防と連絡をとり、調整するドクターヘリの運行になくてはならない存在です!!


ランデブーポイントとは

救急車とドクターヘリが合流するポイント🚁

学校や公園、運動場などにランデブーポイントが設定される事が多いです!

昔は道路などにも着陸していたみたいですが、今は安全管理上ほとんど降りる事はありません😅


ランデブーポイントでは消防が安全管理を行なってくださいます

人が入らないようにしたり、土であれば舞わないよう防水したりします👩‍🚒



ドクターヘリが現場で活動するためには色々な職種の方が関わっていますね🚁




20代男性がバイクの自己転倒

側頭部からの大量出血でGCS6


GCSとは意識の評価に用いられるものです

目を開けているか、話す事ができるか、運動について評価します

8点以下は重症で緊急処置が必要になります😱



初めてのドクターヘリで、重症患者さんの対応などパニックになりますよね😵‍💫



ドクターヘリで翔北病院に戻り、初期診療を行います



森本先生『白石、瞳孔不同は?』

瞳孔不同とは目の左右で黒目の大きさが違うことです!

大きさが異なれば脳に異常を起こしている可能性があります💡



冴島さんが現場から戻ってきて、救急外来の看護師さんに申し送りしているのもリアルですねー😆




黒田先生『Aラインとれたかー?』

Aラインとは動脈に入れる管のこと!

血圧の値を常に観察することができます💡






藤川先生は栗山さん(川島海荷さん)の対応をしていました

右手の傷からの感染が落ち着かないため切断することに😢

なんで糖尿病で透析?切断?と感じる方もいるかもしれません🤔


糖尿病になるとインスリンと呼ばれるホルモンの不足によって血糖値が高くなってしまいます

すると腎臓などを傷つけてしまいます😵‍💫


腎臓が悪くなると尿を出す事ができず、透析を始めなければなりません😵‍💫


また、血糖値が高くなると傷も治りづらく感染を引き起こしてしまうため、この子のように切断となってしまうことがあります😭




ドクターヘリで藍沢先生が出動

19歳の男性、右腕を機械に巻き込まれているとの情報


血圧が低く、呼吸もやや早くショック状態😱

胸部損傷もありそう


機械に腕を巻き込まれるとすごい勢いで体が機械にぶつかるため、体幹の損傷があることもあります💡

腕だけでなく、全身評価する藍沢先生さすがです😍


救出の時間を考慮し腕を切断することに・・・

命を取るか腕をとるかの決断となりました😢



難しい決断ですが、命に変わるものはないと思うと賢明な判断だったのでは😵‍💫







第一話から医療現場をリアルに再現していて見どころ満載でした😍



長くなってしまいましたが、読んでいただいた方ありがとうございました🙇‍♂️


また次回第2話の解説もしたいと思います!!