シーちゃん (・Θ・)
アール君 (・ε・)


(・Θ・)環境アセスメントを必要とする事業を定めている法律ってなんていうシー?」
(・ε・)環境影響評価法でアール。諸外国の制度の長所を取り入れて、1997年にできた法律でアールひらめき電球


(・Θ・) 「もっと詳しく教えて欲しいシー」
(・ε・)環境アセスメントを行うことで環境の悪化を未然に防止し、持続可能な社会を構築していくという考え方に基づく法律でアールひらめき電球

(・Θ・) 「法律があるなら条例なんかもあるシー?シラー
(・ε・) 「もちろんでアール。すべての都道府県とほぼすべての政令指定都市には環境アセスメントの条例があるのでアール。条例で定めているのは環境影響評価法よりも小規模な事業が多いのでアール」

(・Θ・) 「より小規模な事業をどう評価するシー?」
(・ε・)公聴会※1を開いて近くの住民の意見を聴いたり、第三者機関※2による審査の手続きを設けるなど、地域によってその地域にあったアセスメントを行っているのでアール」

$早稲田大学学生環境NPO環境ロドリゲス 公式ブログ


※1公聴会:
国または地方公共団体などの機関が、一般に影響するところの大きい重要な事項を決定する際に、利害関係者・学識経験者などから意見を聴く会。また、その制度。

※2第三者機関:
企業・組織などが、責任説明を果たし、透明性を確保するために設置する合議制の組織。公正・中立な専門家によって構成され、調査・評価・提言などを行う。犯罪・法令違反あるいは社会的非難を招くような不正行為が発生した場合などに設置される。第三者委員会。独立委員会。


(・Θ・) 「環境アセスメントをするにもいろいろ大変だシー」
(・ε・)法律と条例による環境アセスメントの手続きが重複することもありえるのでアールあせる
(・Θ・) 「それは二度手間になるシー叫び


(・ε・) 「だから互いに妨害にならないような配慮が必要でアール。
これで環境アセスメントについては分かったでアールか?」
(・Θ・) 「分かったシーニコニコ
(・ε・) 「では、また新しい単語を見つけたら聞くのでアール!音譜
 

                                       つづく… 

 

今月の参考文献
笠原三紀夫(2008)『数字でなっとく本質がわかる!エネルギーと環境の疑問Q&A50』丸善株式会社
環境省「環境アセスメント(環境影響評価法)とは[アセス支援ネット]」
<http://www.env.go.jp/policy/assess/1intro.html>
環境影響評価情報支援ネットワーク「環境アセスメント制度のあらまし」
<http://www.env.go.jp/policy/assess/1-3outline/img/panph_j.pdf>