美容家KIKIの日記


つづく…つもりだったけど笑
お迎えが思ったより早くきました


ただそれも、サッパリはっきりとした性格の母らしいなと、思っています^^

記事アップとリアルとはタイムラグありますが、沢山の方に読んでいただきありがとうございました


夢の国から、タワテラ以上の急降下だった約2週間…絶望

告別式を終え、今感じていることをまとめとして残そうと思います!

必ず訪れる親の介護と死

今後のご参考にして頂ければ、幸いです!



緩和ケアに移ってからは、トイレに立つこともなくなり殆ど寝ていたので一緒にいても、してあげられる事はなく

薬を飲ませてあげることと、カラダを拭いたりマカちゃん塗ったりすることだけになりました

亡くなる2日前までは、せん妄があったので目が離せないのもあったのですが、それ以降は、いつ息をひきとるか…というくらい

呼吸も弱くなり、1人で最期を迎えさせたくないという思いで目が離せなくなりました


ひとりだったので、毎日きてくれる訪問看護さんの存在に本当に助けられました




 正直なところ


母の介護自体は、とくに負担を感じていなかったのですが、母が起きなくなってからはやる事がなくなってしまったので…

今度は、実家での兄との生活がストレスになってきました笑 (兄も同じだと思います)

急に色々気になり出したのには自分でもビックリ!ストレスに感じても状況を変えられるわけではないので、考えないようにしましたが


例えば、実家のニオイ(兄は喫煙者)とか、生活スペースの不自由さ、兄との生活習慣の違いなどなど…


そりゃそうよー だから通いにしたかったんだもん



そもそも、今までだって実家には寄り付いてはおらず… これに関してはボイスを聞いてくれてる方は理解してくれると思いますが

とにかく実家が大好き♡とは真逆だったので…笑


『母のため』に、超えられた感じですね!!


家に帰った時、旦那さんが『頑張ったな』と言ってくれて、あたまをポンポンとしてくれました

その言葉には、私の(実家嫌い)ことを知っているからこその気持ちが伝わってきて、救われました


 介護は突然始まる


ほんと、突然始まるのね笑

転倒がキッカケで入院し、そこから認知や介護がはじまるとよく聞いてはいたけど…

うちの母もそのようになりました。気をつけてと言っていたけど、本人はまだ大丈夫なつもりだし、杖も付きたがらなかったので


杖やカート?がイヤな気持ちはわかりますが、自分のためより家族のために早めに使ってもらった方がよいですね

転んでからではおそい!




↑こんなのあったので貼っときました




介護が長くなるのかはわからないけど、亡くなる前には人の手が必要になる方が多いと思います


YouTubeでも言われていたけど、『殆どの方が子供には面倒かけたくない』らしいです。そりゃそうだ!


だけど『自宅にいたい』そうです笑 


それもそう。


でも現実、[子供に面倒かけず、自宅で介護]は無理ですよね。


自宅にいるということは、介護サービスを利用するにしたって、自分で食事や排泄ができなくなれば、誰かみてくれる人は必要です



そして、短い間でしたがしてみて分かったことは、仕事をしていたら自宅介護は難しいですね!時間的にも精神的にもキツいと思います



余談ですが、参考までに。


老人?病人?特有のにおいがあります。そして、そこに介護トイレのにおいもプラスされます笑


窓が開けられる季節ならよいけど、そうじゃないとそれが気になる人も結構いそう


↑私はずっと一緒にいるからそんなに気にならなかったけど、兄はこのニオイをすごく嫌がっていました




そう考えると…


これからの社会はYouTubeで言われていたような考え方の切り替えをしなければいけなくなりますね




最後、訪問ドクターが『お母さんはとてもしあわせでしたよ。みんな自宅にいたいと思ってるけど、それが叶わない人が殆どだから』と、言ってくれて


よかったと思う反面、複雑な気持ちにもなりました




私の場合は、母の病状的に、介護期間が短い事(2ヶ月くらいかなと)が予想されていたので自宅介護ができたけど


何年ともなれば、私もできたかどうかわからないし、どんな親でも子供の人生(仕事や家庭)を犠牲にしてまで、自分に尽くしてほしくないと思うはずなので


時間的にも精神的にも、自宅介護できる余裕があればが、大前提だとは思います!無理する必要はないと思う!



 話し合いを


うちの場合は病気があったので、割とリアルに色んな話をしていました


介護は突然訪れるから、前もって話し合っておくと良いと思いますよ^^



うちは、母が車に乗れなくなった頃から、諸々の名義変更やお金の事まで動けるうちにやっておきました


◎動けなくなってもデイサービスなどは嫌だ。他人に家に入られたくない。行きたくもない。


◎生活は、私の家でも実家でもどちらでも良い。私の都合のよい方にしたらいい。


◎延命治療はしない。


◎早く死ぬのはいいけど、痛いのは絶対に嫌だ


などなど…



話し合いをしておくと、色んな選択がしやすくなるし、変な責任を感じることも少なくなると思います




あと、ご主人がいたらご両親のことも話しておいた方がいいですよね!男は本当に何もできないから笑


特におトイレ、オムツのお世話ができないねー!


それまで旦那さんのご両親の最期のことまで考えていなかったけど、


うちの旦那さんは、男三兄弟の次男坊で、上と下は奥さんがいないので…笑


最期、必要な時がきたら私がみようと思っています。病院でも自宅でもいいんだけど、亡くなる時は誰かがそばにいてくれるといいなって自分が思うから



 ​まとめ



改めて、人はどう生き、どう死んでいくか、を考える事ができた2週間でした


年齢的にも、折り返し地点だから


健康や美容は自分のためだけでなく、まわりのためでもあることを再認識しました



病気にならないように、最期まで自分の足でトイレに歩けるように、最後まで笑顔でいられるような健康なカラダづくりを積み重ねていきたいです





母と一緒に『死』と向き合い、目の前で死を迎えた母をみることができ、本当に良い経験をさせてもらえたと思っています



介護も少しではありますが、経験できて本当によかったです。



【死は親から受ける最後の教育】と言われます


仏教に「無常を観(かん)ずるは菩提心(ぼだいしん)の一(はじめ)なり」という言葉があります。


死を真面目に見つめることは、本当の幸せになりたいという心の第一歩である」と、お釈迦様は言われています。





また今日から頑張るわけですが、これまでと変わらず…ではなく



今回の経験を糧に、より一層人のお役に立てる自分であるように、精進して参ります!



沢山のあたたかいお心遣い、本当にありがとうございましたにっこり


今後ともどうぞよろしくお願い致します!



KIKI