こんにちは。equinox24です。
三役好転について考えてみます。
三役好転とは
ドル円 1時間足 2024.1.12.11:00~1.15.20:00
三役好転とは、均衡表が好転し(A)、遅行スパンが好転した後(B)、ローソク足が抵抗帯を上抜ける(C)ことです。
三役好転は買いシグナルなのでしょうか。
上昇トレンドになる様子
三役好転後はどのような様子なのでしょうか。
ドル円 1時間足 2024.1.15.16:00~1.16.12:00
ローソク足が抵抗帯を上抜け(C)ました。三役好転です。
転換線が抵抗帯を上抜けました(D)。
基準線が抵抗帯を上抜けました(E)。
これで、上昇トレンド時の並び方が完成です(F)。
上から、ローソク足・転換線・基準線・抵抗帯(雲)となります。この時、遅行スパンはローソク足の上です。
5段階で完成
上昇トレンド時の並び方が完成するまでの様子をまとめると、次の様になります。
①均衡表の好転
②遅行スパンの好転
③三役好転
④転換線が抵抗帯を上抜ける。
⑤基準線が抵抗帯を上抜ける。
ざっくりとですが、5段階で完成します。
では、この中のどれが買いのシグナルなのか。
私は、工夫次第で、すべてが買いのシグナルになり得ると考えています。
理由は、すべての段階が完成に近づく節目だからです。
買いのシグナルを絞り込む
一方、どの段階が利益を得られる可能性がより高いかと考えると絞られてきます。
「①均衡表の好転」は、シグナルが早すぎてダマシにあう可能性があります。
「④転換線が抵抗帯を上抜ける。⑤基準線が抵抗帯を上抜ける。」は、シグナルが遅いので、上昇トレンド末期になる可能性があります。
そうなると、買いシグナルは、②遅行スパンの好転か③三役好転ということになります。
両方を比べると、②遅行スパンの好転は少し早い買いシグナル、③三役好転は少し遅い買いシグナルとなります。
私は、③三役好転までなかなか待てないので、②遅行スパンの好転を個人的な買いシグナルとしています。