谷口浩久です。
稽古開始から、二週間。
まだまだ、本読みです。
みなさん、「本読み」っていうと、どんなイメージを持たれますか??
どんな稽古を想像するでしょう??
よくある光景としては、テーブルを囲んで(テーブルを四角に並べたりなんかして)、文字どおり、本を読む。。。
相手の俳優さんの顔を見るより、本に向かって読んでる、そんな稽古が大半だと思います。
僕らは、「本読み」とは言え、本をゆっくり覚えながら、できるだけ…というより、セリフを喋っている時はずっと、相手の顔を見ながら稽古します。
もちろん、相手のセリフも、本を見ながら文字情報として聞くのではなく、すべて、「相手を見ながら」行います。
こうすることで、台本の文字情報に縛られず、生な相手の言葉を聞いて、正直な「自分自身の感情」で話を聞けるのです。
無理に、役になろうとはしません。
というより、それだけは絶対にしないようにする。
役ではなく、俳優自身としてコミュニケーションをとるのです。
これが、演技のキホン。
役ではなく、自分自身がどう感じるか?というところからスタートし、最後まで、それを貫き通す。
そんなわけで、役が少しずつ出来てくるまで、立ち稽古はしません。
本能的に、役の行動に乗れない今は、まだ、立っても意味がないんですね。
ここで無理に、動きをつけてしまうと、その動きを実行するために、自分自身に嘘をついてしまうようになるのです。
「演技の基礎は、行動のリアリティーである。」
メソッド演技コーチ、サンフォード・マイズナーの言葉。
つまり、
嘘をついてはいけない。
本当にそれを実行する。
これが演技の基礎である。
ということ。
それには、俳優が嘘をつかなくてはいけない状況をいかに排除するか??という、稽古場のあり方が重要になってきますね。
俳優が、のびのび正直にいられる環境。
そこで、俳優同士がコミュニケーションをとっていたなら、そこに嘘がなければ、まずはそれをすべて受け入れる環境作り。
僕がEQCを運営していく際に、一番気をつけていることの一つです。
台本通りにコトが運ばなくっても、いいんです。
嘘をつかないとは、まずはそういう事。
だから、嘘さえついていなければ、ダメ出しなんてことはありません。
だって、その俳優自身がそう感じているのだから。。。
そこから先は、稽古で、役に近づけていくのです。
しかも、最後まで嘘はつかずに。
気づいたら、役の人生を歩んでいる。
稽古とは、そんな風に「自分を騙していく作業」なんですね。
我が家の、お魚さんたち。
本能に生きるこの子たちに、嘘はありません。
●E-Quest Company HP🐵
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2016年7月22日(金)~24日(日)
E-Quest Company 第5回公演
「7ストーリーズ」
@新生館シアター
ご予約はこちらから
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E-Quest Company 第5回公演
『7ストーリーズ~7階で起きた7つの物語~』
作 モーリス・パニッチ
訳 吉原豊司
演出 谷口浩久
出演 Adam/落合孝裕/北川聡/清水彩/谷口浩久/長谷川ゆうり/平栗ひろみ/福田敦子/横田大明/和田学
7月22日(金)~24日(日)
22日(金)14:30/19:00
23日(土)13:00/18:00
24日(日)12:30/17:00
@北池袋 新生館シアター
チケット 3,000円(全席自由)

