谷口浩久です。
先日、心理学者のジークムント・フロイトの孫だか何だかが絵描きだったとテレビでやってました。
ふくよかな女性のヌードを描いて、その絵にとんでもな高額がついたお話ですけども。
今日はその、絵描きさんの方ではなくて。
元祖、心理学者のフロイトさんのお話…。
ま、心理学に関しては専門的に学んだわけではないので、記述に誤りがあっても責任は問わないでください。
むしろ、そこんとこの誤りをご指摘いただけると嬉しいです。
それはさておき。
僕らEQCが開催している、俳優のための演技ワークショップ
「EQ-LAB(ラボ)」
こちらで展開している演技法の基礎、それは
ロシアのスタニスラフスキーさんが開発した、スタニスラフスキー・システム(メソッド)。
いわば、本来は世界標準の演技法とも言えるものなんですが。
ここ、日本では、なかなかに浸透してないみたいです。
で。
このスタニスラフスキーさん、どうやら
フロイトさんの影響を強く受けてるらしく。
心理学の考え方も、ちゃんと取り入れてらっしゃる。
もっとすごいことに、スタニスラフスキーさん(何度も言ってると舌を噛みそうになるお名前
)が開発したこの方法論…
>実は、脳科学的に見ても、すごく理にかなっております。
しかも、何がすごいって
このシステムが開発された当時はまだ解明されてなかった脳の働きまで、見事言い当ててるんです。

そんな、科学的にも実証されるほどにすごい理論を発明したスタニスラフスキーさんですが。
フロイト心理学の影響は強かったらしいですね。
「演技とは、行動である」
と定義しているんですけども。
この「行動」を生み出す元になっているのは
「葛藤」
つまり、葛藤(前提状況)があるから、人は行動するんだ、と説いています。
…これってそもそも、人の行動・心理を
因果律
で説明した、フロイトさんの影響なんじゃないか、と思います。
その「葛藤」(前提状況)から、行動(演技)は本能的に行われる、というのが、スタニスラフスキーさんの考え方だと、僕は理解してます。
つまり
潜在意識
ってやつですね。
人の行動の90パーセントは「無意識=潜在意識」(それと、習慣)で行われているそうです。
現在、日本で主に展開されている「顕在意識=頭を使って考え、構築する演技法」とは、実はまるっきり違う理屈で、人間は行動しているんです。
ここが、「演技のリアリズム」の謎を解く、一つ大きなヒントだと思ってるんですけどね。
そして、心理学者フロイトさんの考えた「平等に漂う注意」ってのが、人と人とのコミュニケーションにおいて、この「潜在意識」がいかに重要な働きをしているかを裏付けているんです。
人がいかに、顕在意識ではなく、潜在意識で判断し、行動しているかがわかる論理なんですよ、これが。
…と言うわけで。
「平等に漂う注意」については、もうちょっと僕も勉強して、後日きちんとお話しますけども。
とにかく、演技は「考えない」こと、「潜在意識に任せる」ことが、リアリティーにつながる第一歩であり、そして全てである。
そんなことを、ワークショップ「EQラボ」では日々レクチャーし、研究しているのであります。
でも、考えちゃうんですよね。
ま、とにかく、今後も。
このブログでも、気ままに、そんな話もしてみようかと。
リアリティーについて興味のある俳優さん、
ぜひ、引き続き読んでみてくださいね。
そして…
世界は日々、進歩しているのです。
演技の世界も同じ。
なんと、感情や人格についての、フロイト的な「因果律」…
つまり、スタニスラフスキー的な役作り…
これ、若干、崩れつつある気配がするんです、今日この頃…
かの
アドラー心理学
で、ある種、因果律による人格形成や感情の発露は、否定されているんじゃないか、と…
しかもこの、アドラーさんの考え方、なんだかすっごく腑に落ちる…
今後、未来の演技の世界はどうなっていくのやら。
EQCでも、この未来の演技問題には積極的に取り組んでいこうと目論んでます。。。

●E-Quest Company HP
http://equestc.wix.com/equestc
●次回公演決定!!
2016年7月22日(金)~24日(日)
「7ストーリーズ」
@新生館シアター
http://equestc.wix.com/equestc#!next-stage/qfdw9
先日、心理学者のジークムント・フロイトの孫だか何だかが絵描きだったとテレビでやってました。
ふくよかな女性のヌードを描いて、その絵にとんでもな高額がついたお話ですけども。
今日はその、絵描きさんの方ではなくて。
元祖、心理学者のフロイトさんのお話…。
ま、心理学に関しては専門的に学んだわけではないので、記述に誤りがあっても責任は問わないでください。
むしろ、そこんとこの誤りをご指摘いただけると嬉しいです。
それはさておき。
僕らEQCが開催している、俳優のための演技ワークショップ
「EQ-LAB(ラボ)」
こちらで展開している演技法の基礎、それは
ロシアのスタニスラフスキーさんが開発した、スタニスラフスキー・システム(メソッド)。
いわば、本来は世界標準の演技法とも言えるものなんですが。
ここ、日本では、なかなかに浸透してないみたいです。
で。
このスタニスラフスキーさん、どうやら
フロイトさんの影響を強く受けてるらしく。
心理学の考え方も、ちゃんと取り入れてらっしゃる。
もっとすごいことに、スタニスラフスキーさん(何度も言ってると舌を噛みそうになるお名前
)が開発したこの方法論…>実は、脳科学的に見ても、すごく理にかなっております。
しかも、何がすごいって
このシステムが開発された当時はまだ解明されてなかった脳の働きまで、見事言い当ててるんです。

そんな、科学的にも実証されるほどにすごい理論を発明したスタニスラフスキーさんですが。
フロイト心理学の影響は強かったらしいですね。
「演技とは、行動である」
と定義しているんですけども。
この「行動」を生み出す元になっているのは
「葛藤」
つまり、葛藤(前提状況)があるから、人は行動するんだ、と説いています。
…これってそもそも、人の行動・心理を
因果律
で説明した、フロイトさんの影響なんじゃないか、と思います。
その「葛藤」(前提状況)から、行動(演技)は本能的に行われる、というのが、スタニスラフスキーさんの考え方だと、僕は理解してます。
つまり
潜在意識
ってやつですね。
人の行動の90パーセントは「無意識=潜在意識」(それと、習慣)で行われているそうです。
現在、日本で主に展開されている「顕在意識=頭を使って考え、構築する演技法」とは、実はまるっきり違う理屈で、人間は行動しているんです。
ここが、「演技のリアリズム」の謎を解く、一つ大きなヒントだと思ってるんですけどね。
そして、心理学者フロイトさんの考えた「平等に漂う注意」ってのが、人と人とのコミュニケーションにおいて、この「潜在意識」がいかに重要な働きをしているかを裏付けているんです。
人がいかに、顕在意識ではなく、潜在意識で判断し、行動しているかがわかる論理なんですよ、これが。
…と言うわけで。
「平等に漂う注意」については、もうちょっと僕も勉強して、後日きちんとお話しますけども。
とにかく、演技は「考えない」こと、「潜在意識に任せる」ことが、リアリティーにつながる第一歩であり、そして全てである。
そんなことを、ワークショップ「EQラボ」では日々レクチャーし、研究しているのであります。
でも、考えちゃうんですよね。
ま、とにかく、今後も。
このブログでも、気ままに、そんな話もしてみようかと。
リアリティーについて興味のある俳優さん、
ぜひ、引き続き読んでみてくださいね。
そして…
世界は日々、進歩しているのです。
演技の世界も同じ。
なんと、感情や人格についての、フロイト的な「因果律」…
つまり、スタニスラフスキー的な役作り…
これ、若干、崩れつつある気配がするんです、今日この頃…
かの
アドラー心理学
で、ある種、因果律による人格形成や感情の発露は、否定されているんじゃないか、と…

しかもこの、アドラーさんの考え方、なんだかすっごく腑に落ちる…
今後、未来の演技の世界はどうなっていくのやら。
EQCでも、この未来の演技問題には積極的に取り組んでいこうと目論んでます。。。


●E-Quest Company HP
http://equestc.wix.com/equestc
●次回公演決定!!
2016年7月22日(金)~24日(日)
「7ストーリーズ」
@新生館シアター
http://equestc.wix.com/equestc#!next-stage/qfdw9