《日本の伝統色》を一緒に学びましょう!
今回は、《東雲色/曙色》。
しののめいろ、と読みます。
まさに夜が明ける少し前、
太陽がのぼる前の東の空(雲)のような色。
曙色(あけぼのいろ)とも呼びます。
明るい、黄色味を含んだ赤ですね!
昔の日本人がこの東雲色を布に染めるときは、
茜(あかね)と槐(えんじゅ)という
2種類の植物を使ったそうです。
茜は、つる状の植物。
根っこを煮出して染料に使います。
少し黄色味の入った赤に染まります。
一方の槐は、樹木です。
花の蕾が染料になります。
鮮やかな黄色に染まるそうです。
茜と槐、どちらも漢方の生薬にも使われるそうですよ。
さて、この東雲色、
英語の名前もあるのです。
英語名では《オーロラ色》と呼びます。
オーロラ?北極圏で見られるアレですか??
いえいえ、それではありません😃
このオーロラは、ローマ神話の女神アウロラから来ています。
アウロラは、夜明けを司る神。
日本で言うところの、天照大神みたいな感じでしょうか?
まさに【曙・東雲】に繋がりますね!!
洋の東西関を問わず、人々が夜明けの空の色を連想する色なのですね✨✨
でもって、このオーロラで思い出すことはありませんか?
ひとつは、ドレッシングのオーロラソース!
ケチャップとマヨネーズで作るオレンジのドレッシングですね。
これも、オレンジ色からアウロラを連想して名付けられたのでしょうね。
そしてそして⋯
ディズニーでもお馴染み
『眠れる森の美女』のオーロラ姫‼︎
彼女の名前も同じ由来です。
長い夜の眠りから目覚めるお姫様と、
夜明け・曙の光を掛けて名付けられたのでしょうね。
全ての名前には意味があるのですね⋯❤️
探ってみると予想外な発見があって、面白いですね!
equbo的:まとめ
夜明け前の東の空のようなオレンジ色を
東雲色・曙色と呼ぶ。
英語ではオーロラ色。
ローマ神話の、夜明けの女神アウロラが起源。
オレンジ色のオーロラソースもここから。
そして、オーロラ姫は
「夜明けの目覚め」から紐づけて名付けられたようです。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Mahalo nui loa ‼︎
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