2024年1月1日に発生した
能登半島地震・津波の被害に遭われた皆様に
心からお見舞いを申し上げます。
Aloha!
いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。
Hawaiian手描き友禅*equboです。
equboはこんなひと。
さて、今日から始まりました日本の色のおはなし。
第一回目は、《朱色》。
(※写真につき、色味が微妙に異なっている場合があります)
ほとんどの日本人が知っている朱色。
『赤系の色の中で、最も代表的な色。わずかに黄色味入った鮮やかな赤。
一点の曇りもない、輝く太陽の色』と吉岡先生は書かれています。
では、【朱】とは何のことでしょう?
朱とは、鉱物のひとつ。
土の中で、水銀と硫黄が反応(硫化)して
赤くなったもののことを指します。
昔から人々は、この赤い鉱物「朱」を粉状にして塗料や顔料に使っていました。
現代では、朱は天然ではなく人工で作られてもいます。
そのため、天然のものを「真朱」
人工的に作られるものを「銀朱」と区別します。
天然の朱(真朱)の中でも、特に最上級のものが
中国・辰州地方で採取されるもの。
これは特別に「辰砂(しんしゃ)」と呼ばれているそうです。
昔の人は、朱色を神様の色としていたそうです。
古事記に登場する「天照大神」は、天を照らす太陽神。
そのため、太陽の色である朱色を神様のお住まいである
神社の社殿や鳥居などに使っているのでしょうね。
equbo的:まとめ
朱色の朱は、水銀が硫化した鉱物のこと。
その太陽のような鮮やかな色から、
太陽=神様の色とされ、神聖な色・生命を司る色とされた。
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Mahalo nui loa ‼︎
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