暖簾の伏せ糊は終わりましたが、
一息つく間もなく
別の作品を。






友禅のメイン工程であります
“色挿し”。

名のとおり、染料で色を塗って行く作業です。


色挿しは、
命を吹き込んでいるような感覚。


なんと言うか、
ただの線だったものが、
花になり、葉になり、“命を持ったもの”になる。
いつもそんな感覚で挿しています。