日本では中学受験する子供達が増えていて、毎日、放課後や週末の塾通いが当たり前のようだ。
知り合いの娘さんは中学受験に備えて、毎日夜9時まで塾に通い、10時頃夕食を食べ、その後Youtube見たりして、最終的に寝るのは12時近くだとか。
子供は寝ている間に成長ホルモンが出て脳も体も育つ。大人だって夜10時ー2時の間に寝ることで成長ホルモンが出て、肌も綺麗になるし、筋肉も育つ。そんなゴールデンタイムに起きているなんて、、、しかも小学生の子供が。。。
私は自分の子供に、毎日夜遅くまで塾に通って、家族とは別に夕食をとり、深夜近くに寝るという生活は絶対に送ってほしくない。
アメリカの現地校に通う子供達は、夕方までアフタースクールで友達と遊んだり、バスケしたりして過ごし、家では宿題をやるくらいで、勉強は基本的に学校でのみ。(土曜日に補習校には行くけれど)。10歳の息子はサッカークラブとバスケチームに入っていて、7歳の娘は体操教室に入っていて、我が家はアメリカにいながら車を持っていないので、よく歩く。
塾には通わせていないけれど(そもそもアメリカでは小学生用の塾はメジャーではない)、歩きを含め、よく体を動かしているので、小学生のうちはそれでいいのでは、と思っている。
今年の夏から日本に引っ越すので、子供の進路についていろいろ考える。
キッズライン社長の経沢香保子さんがVoicyで、娘には中学受験させる代わりに留学を選んだ、と言っていたけど、私も同じ考えだ。子供のためもあるけど、かなり親の負担も大きくなりそうで、私が一人で(アメリカ人の夫は役に立たない、、、)仕事もしながら、それだけ受験にコミットできる自信がないということもある。
しかも、それだけ大変な思いをして中学受験させ、中高一貫校に受かって、日本でそこそこ偏差値の高い大学に入れたとして、そこには明るい未来はあるのだろうか。。仕事で日本の一流企業のエリート社員と接することもあるけれど、英語力がなくてグローバルで全然活躍できていない人が多い。おそらく彼らの多くは一流大学を出ているだろうに。
私は日本という国が好きだけど、子供の将来を考えたときは、日本以外の国でも働ける能力は絶対に身につけてほしい。その場合は、やはり日本の大学ではないだろうな、と思うのだ。