子供達とは、私は日本語のみで話している。これは子供が生まれた時から一貫している。

夫は日本語がわからないので、子供と会話が弾んだ時は、夫を会話に入れてあげるために、夫に対して英訳してあげることもある。

 

今日の夕食時もそうだった。子供との日本語の会話を簡単に英訳して夫に伝えた。すると夫はこう言った。

 

「その話は前にも聞いたことがある」

 

これは夫の得意台詞だ。

 

子供達は、自分達が生まれた時のこととか、赤ちゃんの頃の話を聞きたがり、私も当時を懐かしく思い出しながら話す。子供達はこういう話が大好きで、何度も聞きたがる。

でも、夫は「この話は何度も聞いたことがある」と言って会話をシャットダウンする。

同じ話を何度もすることを馬鹿にするトーンで言うため、このセリフを聞くと、一気に話す気力が萎える。

 

今回の話は夫にした記憶がなかったので、「していないと思うよ」と言い、子供達も「この話は初めて聞いた」と言ったけど、夫は「いや、前に聞いたことがある」と言い張った。

 

仮に前に聞いたことがある話だとしても、それが何だっていうの?

あなたには、過去にした話をしてはダメで、常に新しい話をしなくてはいけないの?

あなただって、同じような話を何度もすることがあるけれど、私は「前に聞いたことがあるから話すな」なんてシャットダウンすることはなく、聞いている。

 

そうだよねー、とか適当に相槌打って聞いていればそれで済むことじゃん。家族の会話ってそういうもんじゃないの?いつも「この話は過去にしただろうか?過去にした話であればもう話せない」って心配しながら話さなくちゃいけないの?

 

夫とはそもそも、子供の学校や習い事など、必要最低限の会話しかしない。でも、たまに、昔の思い出につながるようなことが起きて、「あの時もこんなことあったよね」みたいな話をすると

 

「その話は前にも聞いたことがある」

 

と言ってシャットダウンされる。

こういうことをされると本当に嫌な気持ちになる。怒りというよりも、「この人とは普通の何気ない会話すらできないのだ」という悲しさ、寂しさだ。

 

今回、この件について夫に伝えた。

 

「あなたのその言葉を聞くと、私はすごく嫌な気持ちになって、あなたともう会話したくなくなる。私たちの間では、過去にしたことがない、新しい話のみしかできないの?それって家族の会話じゃないでしょ。前に聞いたことがある話でも、相槌打って聞いてくれればいいじゃない。私もあなたの話が、前に聞いたことがあるような話であっても、あなたみたいにシャットダウンすることはせず、聞いている」

 

さすがに夫も反省したようで、「フィードバックありがとう」と言ったけど、彼はかなりEQが低いので、また同じことをやるだろう。それに私も、彼は内心「また同じこと話してるよ」と馬鹿にしながら聞いているんだろうな、と思うと、彼とは必要最低限の話しかしたくない、と思ってしまう。

 

今はまだ子供達二人がいるから、食事の時も会話があるけれど、子供達が巣立った後、夫と二人だけで食事をすることを想像すると、ぞっとする。何の会話もない味気ない食卓。。。

 

食事瞑想というものがあって、無言で食べることに集中する瞑想なんだけど、夫と二人だけで食事をするときは、食事瞑想でもしようか。

 

Facebookで、「夫と二人で外食してたくさん会話した」みたいなことを書いている友人がいて、思わず「旦那さんとどんなことを話すの?」と聞いてしまったことがある。

 

私は交際している時から、夫との会話が楽しいと思ったことはないし、会話が弾んだこともない。だから、長年結婚していながら、たくさん会話できる夫婦がいること自体に驚いたのだ。会話が弾む仲良し夫婦が羨ましい。