今日は15時半から19時半まで電話会議や研修が入っていて疲れた。。。4時間ほぼ喋り続けたので、もう誰ともしばらく話したくない気分。夕食を作る時間も気力も残っておらず、夫と子供達には外食してもらい、私自身はリンゴとオレンジのみ食べる(明日は体重減ってるかな♪)

 

今朝ニューヨークタイムズに銃乱射事件の記事があり、下記のチャートが載っていた。

 

 

 

横軸は一人当たりの所得水準、縦軸は人口100万人に対する、銃殺された人の数である。日本を含む先進国がゼロに近いところに集まっているのに対し、アメリカの数値が突出している。さすが、世界で唯一、人口よりも銃の数が多い国だけある。これを見ても明らかなとおり、銃の数と銃殺の数は連動している。

 

このチャートをFacebookに載せて、アメリカの銃社会は異常だ、という旨の投稿をしたら、日本人や香港の友人からは同意のコメントが多く寄せられたが、アメリカ人の友人からは、「銃を規制しても意味がない。中国ではナイフで人が殺されている。もっと根本的な原因を解明すべきだ」みたいなコメントが寄せられた。

 

アメリカで銃乱射事件が起こる根本的原因は、格差社会だったり、人種差別だったりするかもしれないけど、それを解決するのは今後100年は無理でしょう。その間にもどんどん銃乱射事件が起こって多数の犠牲者が出る。それでいいと思っているの?

 

アメリカ人の友人に「長期的には根本原因の解明が大切だけど、短期的には銃規制をすることが必要だと思う。ナイフでは短時間に多数の人を殺傷できないけど、Gunはそれが可能になってしまうから」と返事をしたら、「GunとAssault Weaponは区別して考えるべきだ」といった返事が着た。ようは、Gun(銃)全般は規制する必要はないけど、殺傷能力が高いAssault Weaponは規制すべきだ、と言いたかったのかもしれない。

 

日本ではそもそも銃が一般的ではないので、GunとAssault Weaponの違いも知らなかったけど、こんな言葉遣いにこだわって反論してくるなんて、何だかなぁ。。。彼女はNLP(神経言語プログラミング)のクラスで知り合った知的で素敵な人だけど、そういう彼女でさえ、銃規制には反発を示すわけなので、知的水準が低いアメリカ人ならなおさら銃規制は受け入れないだろう。

 

彼女とのやりとりで、アメリカで銃がコントロールされることは絶対にないだろうし、銃乱射事件はこれからも続くだろうと思った。それが嫌なら、アメリカを離れて日本に戻るか、子供を年間学費が400万円以上で、警備員がたくさん配置されている私立の学校に入れるか、あるいは子供を公立学校に行かせながら「どうか銃乱射事件に巻き込まれませんように」と祈るくらいしかないのかもしれない。