月間最安値の銘柄がちらほらですかね?
ここが月間最安値になる確率は1/8です。
場帳形式での値の受け止めと言うのはすぐさまこの確率が出せると
言う点が特徴となります。
チャートだとこれがすぐに出ない訳です。特にチャートを利用した
上昇過程の押し目買いの場合、月間最安値で買うと言う事はまず出来ない
と言うか・・・
要はチャートを拠り所にした売買と言うのは安値を買うと言う事に
対しては性能が劣っている道具と言う事になります。
安値を買うと言う点では劣っていますが、傾向と言うのは分かり易いですから
チャートを利用した売買と言うのは逆張りよりは順張りに向くと言う感じですかね?
では場帳形式での売買と言う物はどこに優位性があるか?な訳ですが。
下記は6800の月足4本値です。
例えばこれを出されて場帳形式での売買での値の受け止めの一例。
下げてるのは分かる訳ですが、上げ下げその物はほとんど意識しないんです(笑)
ではどこを意識してるか?なんですが・・・
月間最安値を買って最終日大引けで売れば取れるな?とか
月足陰線の最終日に買って翌月になれば利が取れてるな?とかが
場帳を拠り所にしている方々の値動きの受け止めです。
決して明日以降の相場の傾向の予測に使うのではなく、単純に取れるかどうか?
だけの意識で見ていると言うか(笑)
これ見れば場帳で値を受け止めてる人ならば「これ取り易いね!」となるんですよね(笑)
対して日足チャート。
同じ6800ですがどうしょうか?買う気になるでしょうか?
まあ場帳での値の受け止めが出来てる人ならばこれ見ても「取れるな」と
言う意識持つかも?ですが、日足チャートメインの方であればとてもじゃないが
買う気にはならないんじゃないでしょうか?(笑)
結構何度も書いてきてますが、この流儀では日足チャートは見るな描くなとなるのは
こうした点が理由になりますかねえ。
うねり取りを志し、日足チャートをメインの道具として使用し逆張りで
買い下がると言う道を選択した方の脱落率の高さの理由と言うのが
何となく見えるんじゃあないかなあ?と。
場帳形式と言うのは安く買うと言う事に長けた道具と言うのが特徴になりますかね?
そして当然の如く、上がるか下がるか?で見ていない訳ですから相場観と言う物を養う
と言う点は希薄です。まあそもそも明日上がるか下がるか?と言う視点で見る確率1/2の世界で
相場観と言う物が役に立つか?どうか?は微妙なとこもあるんですが(汗
まあ道具と言う物は使いようと言うか、その道具の役割と言う物を意識すると
良いですかね?(笑)
ではまた!!