今月月初に上昇過程の押し目買いで入った人がそろそろ「損切りが重要」と言う
言葉が出始めてるかも?と言ったところですかね?
もう一下げあれば、ブン投げるかな?と言うとこかなあ?と(汗
月初に買うと言う事さえしなければ、ブン投げはかなり抑えられるのですが
5年、6年、10年と月初に買ってブン投げる事を繰り返す投資家と言うのは少なからず存在します。
これは何故か?と言うと大体日足チャートが原因ですかね。
ナンタラ罫線法とかナンタラ建て玉法とかいわゆる日足チャートをベースにしたシステム売買を
すると分かり易いんですが、これをすると結構な頻度で月初の買いが多くなります。
トレンドが長く続く時は、これで取れるのですが日本株はそもそもトレンドが出ずらい性質を
持っていますので・・・そして更にトレンドが出ないこのブログのリズムで取る選定銘柄でそうした売買をすると
まあ取れないですよね(笑)なので日足チャートは見るな描くななんです。
これは商品相場の大豆やコーンのシカゴと東京の足を比較すれば理解し易いですかね?
インデックスファンドがアクティブファンドに負ける珍しい国、それが日本なんですよね(笑)
1勝9敗でもトレンドに乗れば勝てると言うのは実際そう言う面は存在しますが、10回中9回負ける人が
当たった1回の利をそこまで伸ばせるか?と考えれば難しいかな?と・・・
恐らく勝率が低いと、その当たりを信じきる事が出来ずに早く利食いしてしまい、そしてまた9回の負け
を食らう・・・結果ジリ貧で資金が減って行く。
大体このパターンに陥るかなあ?と・・・
以前も書きましたが、日足をベースにした罫線法とか建て玉法とか言うのは上げ下げ1/2の確率前提で、
資金の賭け方を工夫して勝率を上げるルーレットの定石と似た特性を持っています。
相場観測法では無く、資金の賭け方法なのですよね。
それを相場観測に使って、資金の賭け方に工夫が無いと当然もっと勝率は下がるかな?と。
資金の賭け方を工夫しない罫線張りは結局勝つか負けるかは運次第と言う事なので
自分の勝ち戦、負け戦を検証して何が良かったのか悪かったのか?を調べても
結局、精神論みたいな落し所に落ち着くしかなく、それ故に同じところをひたすらループする
結果に成り易いかなあ?と・・・
このブログを読んではいるけど、そうした罫線張りで1/2の確率系売買をしている別流儀の方も
いると思うのですが、もしそうした方向でどうしてもやりたいんだ!と言う方は上記のような部分を
掘り下げると多少は見えてくる物があるかも?ですねー。
ではまた明日!!