今日は出動された方多かったかな?と(笑)

 

実践者の売買譜です。

 

6480

10/29 350 -1

 

今月掲載した譜の続編になりますね。

 

6480

06/25 338 -1

07/21 343 1-

 

5976

07/21 512 -1

09/24 526 1-

 

7246

09/24 280 -2

10/06 308 2-

 

6480

10/29 350 -1

 

それまでは、手仕舞い売りと同時に新規買いを行っていた実践者が今月はそれをせず

月初に手仕舞い売り。

 

そして、月末に新規買い。

 

パッと見れば、ただ毎月上がりそうな物を買っているようにも見えてしまう譜ですが

 

7246 10/06 308 2-

6480 10/29 350  -1

 

7246の売り玉を同銘柄で買い戻さず、異銘柄で買い戻した譜とも見えます。

 

要は7246の売り玉の利を伸ばす操作をしていると言う事です。

 

更に譜を改変してみましょう。

7246を手仕舞い売りした時は残玉0-0ですから、ツナギ売りして2-2にしたのと同じ状態です。

 

7246 10/06 308 2-   2-2

6480 10/29 357  -1

 

この後、7246と6480のサヤが思惑どうりに動けば、

 

7246 00/00  -2  -2

6480  00/00  1-

残玉 7246 -2

 

と動かし、7246の2枚の買い玉が残る状態を作る訳です。

現物のみの売買ですが、裏ではこうした事を意識して実践者は動かしている。

 

銘柄を絞る、サヤは見ないと言う状態ではこうした操作は出来ないのですよね。

 

選定銘柄の現物売買のみを2年程して、その後ツナギ売買に自然に進んだ人が

どう言う意識で相場に取り組んでいたのか?はこうした譜を見るとイメージし易いのでは

ないですかねー(笑)要は「手仕舞い売り≒売り」なんですよね。

 

単銘柄の上げ下げだけ見て同銘柄のツナギみたいな事していると大体ツナギが

外せなくなります。もっと上がるかも?もっと下がるかも?と更に、休みを入れず

明日上がるか?下がるか?の確率1/2のゲームをするとそれは顕著になり結局取れる取れないは

偶然性、運と言った物に左右されてしまいます。当たりが続き「自分は上手くなった!」と思っていると

梯子を外されて今度は外れが続く。

 

休みを入れる、サヤを見ると言う事を加えると、ツナギを入れた後固まると言う事はかなり防げます。

 

古典の教科書の影響なのか?同銘柄のツナギ売買を目指そうとする人は結構多い。

そしてほぼ100%脱落します(汗

 

同銘柄につないだら、買い戻しは異銘柄で行うくらいの意識を持つと上手く行き易いですが

見ている銘柄数が2銘柄とか10銘柄くらいでは逆効果が出ますので要注意です(汗

 

上手な人は最低でも50銘柄くらいは見ていますね。

私達は東証1部全銘柄(笑)

 

信用口座が無く空売りが出来ないと言う人でも「手仕舞い売り≒売り」と言う意識を持てば

ツナギやサヤ取りを覚えられるのですよね(笑)

 

なので、ここ数ヶ月の新規の読者さんで「下げ相場なのに売りで損した人」には信用口座を

閉じて売買する事を奨めると言う事になりますかねー。

 

ではまた明日!!