毎月の選定銘柄を売買していると自然とツナギ売買やサヤ取りにも

進む人が多いのに、自分で銘柄選定してしまう人はその領域に全然行けないのは何故か?

 

色々理由はあるんですけど、まず初歩的なところは「日足チャートを見る、書く」

これホントにかなりの原因を占めるんです。こうした「アナログ視点」の物は

サヤを見るには使いずらい、分かりずらい、面倒くさいと3拍子揃っていますので・・・(汗

 

こうした日足チャートの弊害もあるのかも?ですが、サヤ取りやツナギ売買が

出来ない人の特徴は、下がるであろう?と言う物を売り、上がるであろう?と言う物を買う事が

多いかなぁ?と・・・

 

ここでちょっと考えて欲しいネタがあるのですが・・・

 

「中を買って先を売る」と言う練習が行われた相場は何だったのか?

 

・東株定期取引

・米相場

・小豆相場

 

他にも綿糸や生糸とかありますが、兜町や蛎殻町辺りでは上記の3銘柄くらいかな?と・・・

これを現物商の鳥打帽を被った丁稚がやらされていた訳です。14歳とか15歳のまだ子供の

頃に・・・

 

さて?こうした同銘柄異限月の相場で、

同じ日付で「片方が月間最高値をつけ、片方が月間最安値をつけるような値動き」

が発生するでしょうか?そうです、そんな現象はまずありません。

 

株式相場はそうした現象がそこかしこに発生しますから、株式相場のサヤ取りや異銘柄ツナギと

言うのは、意外と難しいんです。

自分で銘柄を選択する「独学」ではかなり難易度高いのはその辺りの認識が全く無いからなんですよね(汗

 

では、選定銘柄のみを売買している人が出来るようになったのは何故か?と言えば

もう分かると思うのですよね(笑)

 

過去の選定銘柄の場帳を書くにしても、その選定された月の銘柄を

そのまま保存すれば良いのに、「自分でアレンジして」コード順に保存したりして

しまうとその時点で終わりです(汗

 

値動きの保存方法と言うのもこのブログでは何回か書いてきた訳ですけどね。

 

サヤ取りやツナギ売買と言うのは、当たり前の事の積み重ねと言うか、ホント世の中の

当たり前の事の部分なんですが、「難しく考えるクセ」があるとそうした「当たり前」の部分に

目が行かないと言うか視野が狭くなると言うか・・・

 

肩の力を抜いて、「当たり前」の事を素直に受け止められるようにするのが効果的ですね。

 

 

余談になりますが、「当たり前」のお話。

霜の降りる季節が到来しましたが、釣りの格言と言うか経験則で

「霜の降りた日は釣れる」と言うのがあります。

 

これは寒ブナとかの冬の釣りの話なんですが、冬は魚の動きも鈍く釣れないのですが

食味は冬が一番と言う事でわざわざその釣りずらい時期に釣るんですね。

これは江戸時代より昔の時代からそうだったようです。

 

でそんな季節の中、「霜の降りた日は釣れる」なんです。

 

霜が降りた日なんて寒いんだから釣れないだろう?と思いますよね?

では何故「霜の降りた日は釣れる」になるのか?

 

霜が降りる条件と言うのは、夜に無風か微風の時なんですよね。風が強ければ

そもそも霜降りないですから・・・

 

夜に風が吹かなかった≒水温が低下しにくい

 

この関係があります。

 

そして日が差して日中も風が穏やかであれば

釣れる確率が高いと言う事なんですね(笑)

 

まあ「当たり前」の話に落ち着く訳です。

 

こうした経験則による格言と言うのは、調べると「当たり前」なんですが

調べないと俄かには信じられないような話が沢山あります。

 

こうしたネタを調べると「当たり前」を素直に受け止められる体勢を

作る事に効果はあるかも?ですかね(笑)

 

ではまた!