
伸びないですねー
上昇過程の押し目買いの場合、短期で利が乗らない場合は
要注意です。 いわゆる「損切りが重要」と言われる局面はこの部分ですかね?
ここで利が乗らない玉を抱えて、更にナンピンとかしちゃうとホント悲惨ですから
上昇過程の押し目買いはナンピンしないくらいの意識で良いくらいで・・・
ナンピンの失敗パターンと言うのはこうした上昇過程の押し目買いを起点とした
ナンピンが失敗すると言うか・・・
安全性が高いと言われる、「反転を確認した後、押し目で買う」
これ損切りとセットで考えなければいけないのですが、損切りは難しい訳ですから
実は初心者には難しい方法なんですよね。
「ナンピンの最後の玉が一番安くなるように買う」
「上げたら追っ掛け買いをしない」
と書かれている教科書がある訳ですが、要は「上昇過程の押し目買い」を排除している
訳ですね。別な言い方で言えば「利乗せは最後はやられる」になるでしょうか?
下落過程の突っ込み買いが出来ればこの上昇過程の押し目買いはほとんどする必要が
無いのですが、突っ込み買いが怖くて出来ないと言う人はこの上昇過程の押し目買いに
活路を見出すしか無くて・・・
上昇過程の押し目買いを目指すのであれば損切りが非常に重要になるので
損切りの練習も必要になります。
そして、上昇過程の押し目買いでは「仕込み」は不可能と言うか、目指すところが違いますから
「底近辺で仕込んで天井で売る」と言う目標は捨てる感じですね。
流れに乗る事が目的なのが「上昇過程の押し目買い」な訳ですから
「逆張りで仕込んで行く」と言うのは目的と手段が合致しないと言うか・・・
コストダウンのツナギと言うのも、仕込んだ玉をツナギ売りしながらコストを下げると
言う形ですから、「仕込み」が出来るのがスタートラインと言うか・・・
なので、上昇過程の押し目買いはコストダウンのツナギと言う流儀には合致しない・・・
そしてツナギ売り玉の買戻しも「下落過程の突っ込み買い」の技術が要求されますから
ここでも上昇過程の押し目買いは合致しない・・・
この辺りを混同してグチャグチャになったりしてしまう人が結構いるかな?と・・・
上昇過程の押し目買いと言うのは、上げトレンドが長く続く上げ相場を
待つと言うのが一つの技術になるかな?と・・・
このブログでは相場未経験で始めた方の上達が目覚しいのですが
未経験の方は余計な知識が無く、ただただ月末買いを繰り返して基礎が出来てから
ツナギやサヤ取りを覚えたのが大きかったようですね。
最初はあえて今みたいな事も書かないようにしていましたから余計な知識も
入らなかったようで(笑)
小難しい余計な知識は邪魔になる事が多いので、道具は場帳形式のみ
出処進退はサイコロで決めるくらい始めるのが意外と近道かも?ですね(笑)
ではまた明日!!