先日の記事で下げ相場で株数を増やして行くような記事でよくわからないとの
質問が来ましたので・・・

意外とわかりずらいのかも?なんですが株数増やせても、下げていれば
儲からないんじゃないか?と思えてしまうかも?ですかね?

以下に、略譜を載せてみます。
1000円から200円まで下がる大暴落相場です(笑)

10万円の資金で両建ての1-1からスタートします。
(100株売りー100株買い)

01/00 1000 1-1 1-1
01/00 500  -1 0-1 +50000
01/00 500  -1 0-2

02/00 600 2- 2-2
02/00 300 -2 0-2 +60000
02/00 300 -2 0-4

03/00 400 4- 4-4
03/00 200 -4 0-4 +80000
03/00 200 -4 0-8

この時点での総資産 200円×800株=160000円

ツナギ玉の利益で株数を増やして200円と1/5になった相場でも資産は
10万円から16万円と60%上昇(笑)

ツナギ売買だから儲かるのか?と言う訳ではなく
以下に買いの片張りの下ひげ取りパターンで・・・
同じ10万円の資金で500円の株を200株買いでスタート


01/00 500 -2 0-2

02/00 600 2- 0-0 +20000 (総資産120000円)
02/00 300 -4 0-4

03/00 400 4- 0-0 +40000
03/00 200 -8 0-8

この時点での総資産 200円×800株=160000円
まるっきり同じなんです(笑)

ツナギ売買でも下ひげ取りでも全く同じタイミングなのがわかると思いますが・・・(笑)

そしてこの200円×800株の資産が

04/00 300

になったら、300円×800株=240000円になります。

資産倍加です(笑)1000円から300円になった大暴落相場でも・・・


現実的にはそうそうこう上手くは行かないですけど
下げ相場でも別に「空売り」がそんなに必要じゃないのがわかりますかね?
どちらでも構わないと言うか・・・重要なのは手仕舞い売りも含めた「売り」と
それの買戻しの「買い」になるでしょうか?

「上がらない株」のうねりながらの下げ相場は旨味があると言うか・・・(笑)

「上げ下げの研究より張り方の研究を・・・」と明治時代の大相場師が
仰っていましたが、こう言う面がありますかね?

月末買いの練習が目指しているところがなんとなくはわかりますかね?(笑)

ではまた!