練習期間はどれくらい?と質問が来ましたので・・・

私、個人的な感覚では、最低2年は必要かな?と思います。

連絡が取れる長い読者の方の何人かにも聞きましたが、2年くらい経過してから
このブログに書いてある事がわかるようになったと・・・(笑)

何故2年か?なんですが・・・

これ、2年やらないと、同じ「月」を複数回経験出来ないんですよね。

春相場、夏相場、秋相場・・・

この季節性、いわゆる「アノマリー」と言うのは実際に経験しないと体で覚えられないので・・・

いくら過去の値動きを調べて、わかったつもりでいても、実際にその場に立つと
手がすくむ、決断が出来ない等々・・・

半年程度で「慣れ」は出来ないと断言出来るのですがそれはこの「季節性」を体験出来ないからです。

同じ事を継続して2年掛かる訳ですので、「あれをやりこれをやり」と受け手がブレまくりですと
スタートラインにも立てないかも?と言うのはありますね。

イコライズでは「下落過程の突っ込み買い」を主に練習の題材としていますが
これにもそれなりに理由があると言うか・・・

何度か書いていますが、この「下落過程の突っ込み買い」と言うのは
「1番底を探る試し玉」の建つ場所であり、「売り玉の買い戻し」の場所でもあります。

初心者の方がある程度相場が出来るようになると「ツナギ」とか「コストダウン」とか
もやりたくなると思うのですが、この「売り玉の買い戻し」が出来ないと、ツナギ玉の買い戻しが
出来ないので「コストダウン」なんて言う物は夢のまた夢になってしまうのですよね。

上昇過程の押し目買いをいくら練習しても、「ツナギ玉の買い戻し」の練習には
なりずらいと言うか・・・

「上昇過程の押し目買い」はいわゆる「順買い1/3」「乗せ」の範疇に入りますから
これをいくら練習しても「仕込み」は出来ないですし、ツナギ玉の買い戻しの練習にも
なりずらいので・・・(「乗せ」で仕込みは出来ないですからね・・・)

「サヤを見て異銘柄につなぐ」が出来るようになれば自然と「サヤ取り」も出来るように
なりますしね(笑)そうした「芸」が出来るようになれば、先日の売買譜のような
「コストダウンしながら、仕込みをする」と言う形の売買も出来るようになる・・・

これをいきなり独学で「サヤ取り」から練習すると、意外と上手く行かないで
大体「又裂き」食らって挫折するかな?と・・・

何人かの上達の早い人達の共通点として・・・

・日足チャートは見ない、書かない
・場帳のみ

なんですが、ある方は
「最初は選定銘柄の15日以降だけ書いて、更に情報量を減らしたほうがやり易い」とも
仰ってましたね。

「下落過程の15日以降の2.3日下げたとこ拾って戻ったら売り」をするだけであれば
月初の情報は余計な情報とも言えますので・・・(笑)

そして15日まで「休み」を入れてしまえば強制的に「日柄」が取れますから・・・(笑)

真面目な方は「勉強」が好きなので、どうしても色々な情報を知ろうとしてしまいますし
経験値を上げたいが為に「売買回数」を増やしたくなったりすると思うのですが
「季節性」を複数回経験すると言うのはいくら努力しても時間が「必要」ですから
焦らない事が重要ですかね?

そしてこの質問も多いんですが・・・
「このブログはいつまで続けてくれますか?」
「オフ会とかは無いのでしょうか?」と・・・

最初から一応10年はやろうと思って開始しましたので、この先もまだ
続ける予定ではあります(笑)

オフ会とかの予定は全然ありませんが、10年目くらいにはやってみたいな?とかは
思っています(笑)

ではまた!