
全体的に上げ傾向ですね。4631が出来高も急に増えて動いて
来ました(笑)
押し目待ちに押し目無しな感じの相場つきになって来ましたが
上げ相場ではこれ毎度の事ですね(笑)
これも待てるようになるには慣れと言うか、痛い目に遭うと待てるように
なると言うか・・・
ある相場師の言葉ですが
自分がとれるパターンが発生しなければ、一生売買しないつもりで構えていれば、年に4回程度の売買となり、総資金に対して20%を切ることもまずなくなる。
と仰っています。
この自分なりの型、パターンが出来るようになれば待てるようになる訳ですが
これを覚える前に大怪我して退場と言うのが多い訳ですのでここまでどうやって
辿り着くか?が一つの壁になりますかね?
あと、先日相場書の話題をちょっと書いたらある方からお奨め本を
教えて欲しいとメッセージもらいまして・・・
手に入り易い本は、他の方が沢山推薦されてますから
珍しいとこを出してみます。
籾山仁三郎著 「株式売買」
明治後期の本ですが、この本は片張り、鞘取り、日歩稼ぎ、オプション(両算)
と実践的な事が書かれていて、現代でも十分に通用する著書です。
中々手に入れずらいですが、国会図書館に行けば読む事も可能です。
この著者の「籾山仁三郎」と言う人ですが、俳句をされる方はご存知の人が
多いかもですね。籾山梓月と言う俳人です。
永井荷風が相場をしていたのは有名?ですが永井荷風とも仲が良かった
のがこの籾山梓月。
(永井荷風が他界された時の資産が現代の貨幣価値で数億円でした)
上げ下げの予測の仕方を書いてあるのが一般の相場書ですが
この本には一切そういう類の事は書いてなく、実利を取る技法の紹介
が多いですかね?チャートの見方とかには一切触れられていない(笑)
籾山書店と言う出版社を興し、俳句界、文学界での評価がとても高い人物
なんですが、そういう人が書いた相場書なのにロマンや博打的な事を
求めているところが無いのが面白いと言うか・・・(笑)
ここ数年は横文字系の相場書が人気ですが、世界に類を見ない
株式相場の限月制取引を舞台にした戦前の日本の相場書を読むと
色々と発見、再確認があるのでお奨めです。