予祝しても叶わない、、、
という相談が結構あります。


予祝とは、願望が現実化するより前に
叶ったことをお祝いして、
願望実現の波動に合わせよう、
というテクニックです。


理論は正しく、
抵抗が出なければ、
すんなり現実化できる人もいます。

でも難易度はかなり高いのです。
予祝はうまくいかなくて普通だと思います。


もっと言うと、
現実化するかしないかは
予祝している時に既に分かります。


『叶いました、ありがとう』って
やっている時に、
気分が悪かったら、まず現実化しません。
むしろ逆効果になります。


なぜ予祝が難しいのかというと
2つ原因があります。

最大の原因は、
叶うと信じられていないのに
無理矢理叶いましたって信じようとすること。


もう一つは、
叶えたければ叶えたい程、
抵抗が強まるから難しくなる。

というこの2点です。


無理矢理叶いましたって信じようとしても
無理なのです。
波動は誤魔化せません。


むしろ、
喉から手が出る程欲しいものが
まだ手に入っていません
という欠乏波動を強化してします。


力んで、
「叶いました……叶いました……ありがとう……」
って呪文のように、ガチで唱えれば唱えるほど
『それが今ありません』
『まだ叶ってません』
という力強いマニュフェストになってしまう。


欲しい気持ちが強ければ強いほど
うまくいかないのはこの為です。



予祝がうまくいくのには
条件があるのです。

◻︎その願望を軽く望める
◻︎現実化を余裕で信じられる


この条件に当てはまっていないと
むしろ状況は悪化します。
それならやらない方がいいのです。



例を挙げると、
彼との同棲を強く希望していた人が
食器を2セット買い揃えて
食事の度にテーブルに並べて
叶った先の波動に合わせようとしたとします。

うまくいくのは、
彼との暮らしの波動を混じり気なく味わえる人です。


一方で、
テーブルに食器を並べる度に
彼がいない現実を痛感する。

これでやっていることは、
彼がいない現実という波動を
わざわざ更にアクティブに活性化させることなので、
彼がいない現実を再生産し続ける羽目になります。

重くて必死な感覚です。

こういうやり方で解決波動に入るのは
とても難易度が高いのです。



現実化の鍵は
欲しい気持ちを育てないこと。
欲しい気持ちを煽らない、成長させないこと。
なのです。

YouTubeなどで予祝コメントが
ズラーっと並んでいるのを見ると、
呪いのような重さを感じませんか? 
叶ってないから願う。
願い続けることで叶わない状態を再生産します。


予祝というより
叶わない呪いを自分に掛けちゃう
″予呪″になっちゃう場合もあるのでご注意です。
やってて気分が悪いならやめた方がいいです。
(軽く望めて信じられるなら叶います!!)