こんなご相談がありました。


A君とB君に告白され
迷ってA君に決めた。

そして、
A君と付き合い始めたら
やっぱりB君の方が良かったーー!
となって盛大な後悔に日々苛まれている。

というような内容でした。


この場合に考慮しておくべき点は、
以前にも書いたように

現実化したものに幻滅は付きものである
という点です。

幻が滅することが、現実化なのですから。

現実化したものは
それがどんなに理想的なものであれ、
必ず望ましくないコントラストは発生します。

つまり、
えーこれは嫌だな!と思うことが
必ず起きてくる。

完璧なイケメンだと思っていたのに
鼻毛出てるわーとかです。


一方、選ばなかったものは現実化しないから
幻滅することもないのです。
永遠に理想のまま。


なので現実化したものと現実化しなかったものを
比べるのは不可能だし、公平でもないのです。


でも、ガッカリするような事が起きても大丈夫!

それは、それとは反対側の
「じゃあもっとこうだったらいいのに」という
願望が沸いた瞬間で、
それこそが人生の伸び代であり発展なのです。

そして、その望みは既に叶って待ってくれている。
あとは波動を合わせて受け取るだけ。
よりバージョンアップするだけなのです。


さて、これを踏まえて、
それでもB君の方が良かったという
後悔が消えないならば、どうしたらいいか。


正直に、その旨を伝える
というのも一つの手です。


諦めずに、覚悟を決めて
自分の為に食い下がって交渉するのです。


自分でも、自分勝手だなぁと思ったとしても、
それは仕方ない。


人間判断を誤ることもある。
誰にでも間違えることがあるし
間違える権利もある。

やってしまったぁと思ったら
潔くはっきりと謝る。

そして自分勝手なのは承知の上で、

やっぱりB君がいい。
もしよければ付き合って。
と伝えるのです。

ここで大事なのは、
はっきりと正直に本音を伝えることです。
そして結果を気にしないこと。


例え断られてもプラマイ0なので
別にガッカリする事ではないのです。
ワンチャンOKだったらラッキーなだけ。


B君からどう思われるかというような
自分のプライドを守る為に
匂わせたり「察してちゃん」をすると
大抵拗れますので、
それならやらない方がいいのです。


腹を決めて、
ハッキリと手短に本音を伝える
のがオススメです。

そして、それをどう受け取るかは
相手に任せるのです。
無理強いしない。
しつこくはしない。




目的は、付き合うことではなく
自分の本音を伝えることです。

本音からしか
人間関係は始まりません。





例え、今はNGだったとしても
もし気が変わることがあったら連絡してね。
的な事も伝えておけば
それはそれで繋がる事もあるのです。



でも本当の本当に大事なのは、
自分の為に交渉する
自分にとって重要なことを軸にする
という姿勢を持って人生に向き合うことです。


多少の図々しさを兼ね備えながら
自分の為に動いてあげること。
自分の願いを叶える為に頑張る。


実は、これこそパートナーに求めていること
だったりします。




フラれたら
その自分を愛し、
励まし、応援し、力付ける。 


これがその後を変えるのです。
これこそが一番大事!!

こうすることで自分との関係性と絆が強まるのです。
自分との信頼関係。
自分に頼れること、
自分に愛されている安心感。

恋愛したい理由はここです。
彼と付き合いたい理由もこれなのです。

本当に欲しいのは
この安心感なのです。


それを与えてくれるのは
自分以外の誰か(彼を含む)ではないのです。
自分でしか与えられないのです。


自分が、頼れる最愛のパートナーになった時、
恋愛が成就するのです。
なので自分と相思相愛になることが
結果的に一番の近道なのです。



彼に、幸せを求めると不安が続きます。
そこから抜け出して
自分自身との盤石の愛の土台を作るのは
今後の人生を生きる上で、
めちゃめちゃ有利になります。
早めにクリアしちゃった方が得なのです。
だからフラれたら大チャンスです。