物事がうまく行っていない時、
悶々とした憂鬱な気分になっている時、
今の現実が嫌でたまらない時、
そんな時はまず思考の調整をするのが大事です。


例えば、今の仕事が辛い。
給料も良くなくて、拘束時間も長くて、
しかもつまらなくて、人間関係も悪い。
本当に仕事に行きたくない!!


こんな現実に直面すると
仕事を辞めることや転職することばかりの
具体的な手段を考えてしまう。

そして、いやぁ〜現実的に仕事辞められないし
転職だって出来るかどうか分からない。

みたいな、
更に厳しい現実を見てしまい
悶々とした嫌な気分に拍車をかけていく。
まさに負のスパイラルに陥ってしまう。


これって、ついつい
この現実のせいで気分が悪い!
と思ってしまっているから。
この現実さえ変えれば、
悶々としたこの気分から解放される
と信じているから。


でも、
気分の悪さを出発的にした旅路のゴールは、
いつも気分の悪さです。


一時的によい気分になれても
ちゃんと波動の帳尻合わせが来ます。

お金がないから、
宝くじでワンチャン大金持ちになりたい!
って強く望んで、
一瞬だけ願望と確信がカチッとはまって
瞬間最大振動数を出せても
(これをビギナーズラックと人は呼ぶ)
その状態はあまり長続きしません。

宝くじで億万長者になった人が
数年後にはまた元の経済状況に戻る
という統計がありますが、
波動の収支が合うようになっています。



つまり貧乏波動でいる限り、
ちゃんとお金を無くしてしまうのです。






波動のスタート地点とゴール地点は
同じ場所


箱根駅伝と同じ、
ぐるっと回って同じところに帰ってくる。


ゴール地点を変えようとするのではなく
今いるスタート地点を
変えることをしないとダメなのです



スタート地点で
ゴールは決まっている!


ということです



なので波動が整っていないのに、
何とかしようとして
性急に現実を変えようとするのは
得策ではないのです。


まずは、
この現実が間違っているのではなく
それに対する思考の仕方が間違っているのでは?
って考えてみて下さい。


この仕事のせいで気分が悪いのではなくて
この仕事に対して
こういう思考をしているから気分が悪い

 

考え方が変われば気分が変わってきます。
気分を変えれば周波数が変わり
間も無く現実が変わります。
なぜなら、
スタート地点が変わったから。


真っ先にやるべき事は
思考を誘導して引き寄せの作用点を変えることです。


お金がないから気分が悪いのではなくて
お金がないことに対して
こういう思考をしているから気分が悪い

恋愛なら、
恋愛がうまくいかないから気分が悪いのではなくて
恋愛がうまくいかないことに対して
こんな思考をしているから気分が悪い。
と考えてみる。


彼の塩対応のせいで気分が悪いのではなく、
塩対応されたのは、私がブスだからだ
塩対応されるのは、私がデブだからだ
塩対応されるのは、私よりあの子の方が可愛いからだ
塩対応されのは、私が無価値だから! 


彼の塩対応という現実のせいで
気分が悪いんじゃないのです。
それに対する、
自分の思考のせいで気分が悪いのです。


〇〇という現実のせいで!って
同じ反応をしている限り
ずっと同じ現実が続きます。


好きな相手を変えたとて、
あなたの波動が変わっていなければ
同じことの繰り返しです。


現実を変えたければ
今の現実に対する思考を変える。
つまりスタート地点を変える
これがポイントなのです!!


ほんの少しずつでいいので、
この現実に対する
ポジティブな面を探していきましょう。


冒頭の例のような、

やりたくない仕事をしていて
毎日が鬱々とした地獄だ。 
でも現実的にこの仕事を辞められる状況ではない。

こんな時には、
この仕事で得られているものについて
考えるのです。

嫌だけど……でもお金はもらえる。
お金がない不安より
嫌だっていう不満のほうがいくらかはマシ。


とか、こんなレベルでいいのです。

嫌だけど……でもお金はもらえるから
コツコツ貯めておけば
いずれ辞められる。
よしっ、いくら貯めたら辞めよう。

こんな感じでいいのです。


これで思考の方向性を変えるには充分です。
引き寄せの作用点が変われば現実が変わるのです。


気を付けたいのが、
しばじば逆のことをやりがちな事です。

今の仕事が嫌な理由を考えれば考えるほど、
こんなだから嫌なんだ!って正当化すればする程、
気分が悪くなればなる程、
現実に対処している気になってしまう。


重く真剣に深く考えて、
苦しめば苦しむほど、
まるで現実を改善しているような気になってしまう。

これには要注意です。


なぜなら、
嫌な理由を探して
「だから辞めたいんだ」
「だからこの現実が嫌なんだ」
って正当化して主張すればするほど
逆効果になるからです。




矛盾しているように思うかも知れませんが、

今の現実が嫌なら、今の現実の良さを探すこと
今の現実について、もっとマシな見方をしはじめることが、今の現実を変える最速の方法なのです。





スタート地点の感情が
そのままゴール地点で受け取る感情なので
まずスタート地点の感情を整える、という事です。






感情を整える為に、
思考をポジティブな方向に誘導していくのです。

スタートの段階でゴールは決まってます。

こうしたらこうなるという計算は無駄なのです。
今の気分に辿り着くという一択です。

常にゴールは見えているし
(なぜならゴールに立っているから)
あなたは既に結果を分かっているんです。