過去記事の『アライメントを保つ』について

頂いたコメントがまさにその通りで、

少し補足説明をしたいと思います。

 

 

例えば、

職場に嫌がらせをしてくる上司がいたとして、

目の前で嫌味を言われたり、

それこそ怒鳴られたりしているような場面で

それを気にせずに、良い気分を保つ。

 

これは本当に至難の業です。

正直、無理です。

 

 

ではどうやってアライメントを保つかというと、

一見矛盾しますが、こんな感じです。

その渦中では思いっきり気分が悪くなって、

足が震え涙が溢れ鼻がツーンとしてもいいんです。

その時は、アライメントできなくいいんです。

 

 

ただ、ここからの巻き返しが大事なのです。

 

 

冷静に考えると、

嫌味を言われたり怒鳴られたりしている時間って

多分長くても10分くらいだと思うんです。

なかなか10分も嫌味を言い続けるの大変だし、

怒鳴ったりもできない。

細切れに一日中文句を言われるとかならあり得るかも知れません。

 



 

でも、心に留めて欲しいのは、

面と向かって文句を言われたり、

意地悪をされたり、

まさにその人と対峙している時間って案外短い。

ということです。

 

 

 

なぜ”案外”と思うかというと、

その事が過ぎ去った後に

嫌だった〜〜って気分を悪くしている時間と、

またこんなことされたら嫌だな〜〜って考えて気分を悪くしている時間

が圧倒的に長いからです。

 

 

今におらず、過去と未来のことを考えて気分を悪くして今の波動をも汚している状態。

 

 

 

何が言いたいかというと、

今ここで目の前で起きているから気分が悪くなるのは当たり前で、

でも問題は、今ここで起きていないのに・もう終わったことなのにずっとそちらに意識を向けて気分を悪くしていること。

 

 

なので、

本当に目の前(今・ここ)で繰り広げられる不快な時間は、実は相当短いということをしっかり認識してみてください。

 



10分から、下手すると嫌味の一言なんて数秒です。

そのくらいなら余裕でやり過ごせるのです。

 

 

意地悪されていない時間の方が圧倒的に長く、

その圧倒的に長い時間に何を考えるかが重要なのです。

 

 


意地悪なあの人のことを考えないこと。

でも、

考えないようにするのは無理なのです。

 

 

では何を考えたらいいのか?

どうやって思考を転換したらいいのかを説明します。

 


    

波動転換の3ステップ


■何が嫌だったかはもう充分わかった。


■では、望む状態は何?


■そして、その望む状態になりたいのは
なぜ?(=その心は)



 

このステップで思考を調整すると

波動が転換できるのです。

 

 

具体的にやってみましょう。

 

■何がイヤだったかは充分わかった。

職場で意地悪するあの人が死ぬほどイヤ!

(通常ここで、何でイヤなのか、どこがイヤなのか、いかに不当で可哀想な目に自分があっているのか、、、について考えてしまいます。

あとはこれがこのまま続いたらメンタル病むから困る!とか、、、このような方向性の思考は間違いです。これだとネガティブな側面が活性化されます)


何がイヤだったかは改めて言語化する必要さえないくらい分かっていて、ボルテックスにはその逆側にある願望が自動で集まっています。

なのでこれ以上ネガティブな側面を活性化させないために何が嫌だったについての考えはバッサリ切り捨てます。

 



⭐️問題であるイヤなことの理由を語り続けるのか、

解決策であるこうなったらいい理由を語りはじめるのか、ここは思考の分かれ道なので重要です。


 

では、望む状態は何?

あの意地悪な人が意地悪をやめてくれればいいのに。

せめてもう少し優しい言い方をしてほしい。

 

何でそれを望んでいるの?(その心は?)

そしたら安心できるから。

怯えることなく安心してリラックスしてのびのびと、

仕事ができるから。

 

 

 


この思考のステップを踏むと、

無理なくポジティブな波動に調整されていきます。

 

 

コントラスト(望まないこと)が起こるのは

願望を明確にする為です。

より望むためのギミックです。

 

 

 

職場に意地悪な人がいる。

それが大変なストレスになっている。

これは望まないことですね。

でも、ここで終わりにしない。

望みを明確にするチャンスなのです。

 

 

繰り返します。

 

職場に意地悪な人がいる。

それが大変なストレスになっている。

じゃあどうなって欲しい?

何でそうなって欲しい?

 

 

これを考えたらいいのです。

 

欲しい心の状態を明らかにしていくと、

それに伴い波動が上がってきます。

 

なぜそうなるかというと、

望まない現実へのフォーカスから

望むことへのフォーカスに転換したからです。

 

 

 

 

人間関係のトラブルの渦中にいる時、

思考を調整してアライメントを保つのは難しいです。

それでも、現実に関係なく気分良くいるって決意して下さい。

 

そして相手をコントロールすることは諦めるのです。

他人や状況はコントロールできません。

相手が意地悪してきたら勝手にさせておくのです。

そことは戦わない。

 

唯一コントロールできる自分の思考から現実を変えるのです。



⭐️他人はコントロールできません。

他人ではなく自分の感じ方を変えるのです。

 


望む現実に波動を合わせることで

望みを叶えるのです。

 

このように転換しながら

アライメントを保っていけば現実は絶対に変わります。

 

波動差ができれば、同じではいられません。

相手が変わるか、去っていくか。

とにかく引き離されることが起こるので安心してください!

 

 

他人の不機嫌はあなたには関係ありません。

他人の不機嫌はその人のせいで

あなたのせいではありません!

巻き込まれて気分を悪くする必要はありません。

やらせておけばいいのです。


よく言い返して自分の正しさを証明しないと

格好悪いとかメンツが立たない

みたいに思いがちなのですが、

それは逆です!


ムキになって言い返すほど

ちょっとカッコ悪いこともありますガーン



理不尽なことをされても意に介さず、

品位を保てると、

周囲からの評価は上がります。



可能な限りスルーして

気分の良さに固執してください。

 


⭐️関係を改善したいとか、

良い関係をつくりたい場合は

相手の良い側面を書き出してみて

そこにフォーカスして下さい。

 

 

では、エイブラハムの力強い言葉で締めくくりたいと思います。

 

私は荒れ狂う不快な状況にも足を踏み入れることができる。

私は気にしていないからそれに夢中になることはない。

だからどんな環境でにも入っていける。

どんな状況でも、銃が飛び出し、人々が崖から飛び降りていても、

どんなことが起きても大丈夫だ。

そんなことはどうでもいいんだ。

私はそんなこととは波動的に一致しない。