直感がいかに信頼に値するかという
エピソードなのですが、

先日家電量販店に行きました。

休日だったので激混み。

それでも急ぎだったので
販売員さんを捕まえ、
商品のスペックについて
説明を受けていました。

しかしこの販売員さんに
違和感を持ちました。

『休日限定だからこの値段なんです』
『早く買わないと無くなってしまいますよ』
というような圧が強かったのです。

事前に下見をお願いして、
確実に設置できるようだったら購入したいと
思っていたのですが、


下見だけではなく、
商品を下見前に買った方がいいです。
と、めっちゃ勧めてくる。

それでも良かったはずだったのですが、
急激に購買意欲が失せ、
買いたくなくなってしまったのです。


この店員さんからは買いたくない!
というフィーリングが湧いている。


それでも急いでいるからとか、
この店員さんの機嫌を損ねたくないとかで
買ってしまったりすることはありませんか?


感じが良かった店員さんが
打って変わって感じ悪くなるのを
目の当たりにするのが
傷付くからとか。

フィーリングを無視する理由って
色々あると思うんですが、
よくよく考えると
そんなの理由でもなんでもないのです。

感じ良く感じるか
感じ悪く感じるか
は、客観的合理性など不要で、
主観でいいのです。


自分が感じ悪いなと感じたら
感じ悪いのです。

それが正解!
そのフィーリングは
選択の為の大事なシグナル。


『もう少し考えます』と伝えると、
案の定、手の平を返したような塩対応でした。



でも、
だから何?なのです。


あ〜やっぱりイヤだわ、この人。
この人から買わなくて正解だわ。

と思いました。


そして、他の店舗にも足を伸ばしました。


すると、今度の店員さんは感じが良い。


自社のメーカーでない物も
ディスる事なくフェアな説明をしてくれて、

言ってもないのに、
スッと値引きの価格を提示してくれました。

そこで、
その割引された値段などを記載してくれた
名刺をもらい、翌日また売り場へ。


あ、いたいた!と満面の笑顔で近付くと、
店員さんも笑顔で近付いてきてくれました。


『昨日ありがとうございました〜』と
挨拶して、よくよく顔を見ると、
なんと別の店員さん。

『違いますね』と笑いながらも、
既にこの時点で、
何かいい感じなわけです。


フィーリングが全然違う。
このフィーリングに従っていれば間違いなし。

昨日の名刺を見せ、
スムーズに決済しました。

更に、
今までもらったことがない
粗品まで持ってきてくれて、

これまで案内されたことがない、
JCBの8000円分の商品券と
設置後に引き換えできるデータをくれ、

そして事前下見の費用も
なぜか請求なし。


1万円くらい得した上に、
前日見た商品よりずっとスペックがいいものが
手に入ったわけです。


この買い物に導く為に、
前日の店員さんが感じ悪くしてくれた、
これが、意図的創造の視点からの見地です。


損して得取れ!ではないですが、
何かネガティブな事があっても
絶対にそのままで終わらせない。
ポジティブに転換すると決めておけば、
そうなります。


話が逸れましたが、

お伝えしたいのは、
この小さなフィーリングを逃さず従うことで、
思わぬ結果を手に入れられる、ということです。


小さなことですが、

トイレの入り口を見ただけで、
このトイレ違う!
と思ったりすることありませんか?

その直感は大抵正解で、
入ってみたら長蛇の列だったり
ウォシュレットが故障してたり
汚れていたりする。

ここじゃない!と思ったら
別のフロアのトイレに行く。

すると1階違うだけで
7つの個室に誰もいないとか、
突然トイレのデザインが変わって
パウダールームも併設されてて
居心地がめちゃくちゃよく
ゆ〜ったりできるとか。


ぜひ、
直感に従うゲームをやってみて下さい。
あるいは、
直感に従わないゲームも。


違和感があったら、方向転換。
違和感があっても、そのまま突進。 


この2つの選択の、
結果を見てみるのです。

メモしてみると、
いかに直感が正確で信頼に値するのかが
納得できると思いますよ。

日常に感じる

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