こんな人を見た事があります。
小さな出来物ができていて
病院に行ったら骨肉腫という病気で
片腕を切断しなくてはならなくなった、と。
もし突如、自分の身にこんな事が起こったら
どうなるでしょうか?
ちょっと想像してみて下さい。
私なら、嘆き悲しみ
死ぬほど怖い想いをし意気消沈して
すっかり絶望すると思います。
が、その人は
全く嘆くこともなく
同じような事が起こらないように
病気についての情報発信をしたり
精力的に活動して、
友達関係も円満で素敵なパートナーをでき、
楽しくワイワイと暮らしています。
その様子を見て思いました。
何かで苦しんでいる時、
その苦しみとは、
その出来事によって
引き起こされているのではなく、
引き起こされているのではなく、
実は、自分の「思考」が原因なのだ
という事に。
という事に。
その現実に対して、
どういう思考をチョイスするのかが
あなたの今の現実を天国にもするし地獄にもします。
片腕を無くしてもハッピーな人もいれば、
ニキビができただけで不幸な人もいます。
どちらにでもなれるのです。
違いはただ一つ。
その出来事に対してどんな思考を選ぶか、です。
何か望まない事が起きたら、
思考を選ぶ余地を自分に与えてみてください。
思考は自分で選ぶ事ができるので、
思考のコントロールが出来るようになれば、
降って湧いたような外的な出来事にも
翻弄されなくなります。
この力強さがあると、
漠然とした不安や
何かに対する恐れが力を失い、
自信が出てきます。
その出来事に対して、
これは誰がどう見ても、有無を言わさず「不幸だ」と認定しないことです。よく考えて、あなたが幸せになれる賢い思考を選びましょう。
これが起きたら絶対不幸などという
一般的な観念や思い込みは、
その観念や思い込みによって不幸になるだけで、
その出来事のせいで不幸になっている訳ではないという事を心に留ておいて下さい。
苦しみの正体が思考の選択であるのと同様に
喜びや幸せの正体も思考の選択なのです。
最も気楽になれる思考を探し出してみてください。
それが苦しみの出口です


