シングルマザーの家庭で育った２０代の女性がいます。
幼馴染は就職しましたが、彼女は学歴がないので就職はとても難しいと思いました。それに何か資格を取るためのお金もありません。
「私にできそうな仕事だったら何でもやる」
と思っていたところに、
ちょうどスーパーの清掃の仕事の募集がありました。
彼女はこれなら私でもできると思い就職しました。
そこで必死に働きました。
給料は月１５万円。
こんなに一生懸命働いているんだから、彼女にはご褒美でシンデレラストーリーが待っているはず。
運命がトイレ掃除をしている美しい彼女のところに、王子様を連れてきてお城に連れて行ってくれるはず。
さて、
どうなると思いますか？
容姿端麗で最貧の美徳もあり健気で頑張り屋のこの女性はシンデレラになるでしょうか？
残念ながら、
恐らくシンデレラにはなれません。
清掃の仕事が好きで楽しんだといたのなら
その対価として豊かさがやってきますが、
これしかできないから私はこれをやるしかない
という波動域にいたのでは、その貧しさから出られません。
（清掃の仕事が貧しいと言っているのではなく
それしかできないからと仕方なくその仕事を自分に押し付けていることが問題なのです）
一方、彼女の幼馴染で
何不自由なく育てられ大学卒業後に親のコネで大手企業の受付になった人がいます。
これといった苦労もしてきませんでした。
そんな彼女はたまたま受付に来客したお金持ちと玉の輿結婚をしてまたしても何不自由なく暮らしています。簡単にシンデレラストーリーです。
一見するととても不公平なように見えますが、
波動的には理にかなっています。
玉の輿に乗ることの是非は置いておいて、
玉の輿に乗るにしてもその波動域にいないと 乗れないのです。玉の輿はマグれでは乗れません。波動的には実力です。
後者の彼女は元々環境的に恵まれていたので豊かさの波動の中にいるのが簡単でした。
前者の場合は、豊かさの波動が日常的ではなかったので、何とかして、身を粉にしてでもお金を稼がなければという欠乏波動が優位でした。
要するに、
環境的蓋然性により
優位になりやすい波動はある
ということです。
だからお金持ちはお金持ち、
貧しい家庭はずっと貧しい
のループになりがちなのです。
優位になりやすい波動はある
ということです。
だからお金持ちはお金持ち、
貧しい家庭はずっと貧しい
のループになりがちなのです。
それが普通というところで
波動が強化されていくのは
簡単だからです。
波動が強化されていくのは
簡単だからです。
ではこの場合、どうしたら前者の彼女がシンデレラになれると思いますか？
清掃の仕事を急に辞めたら路頭に迷うかも知れない。
大事なのは、
「何をするか」よりも 「どんな心の姿勢でそれをするか」です
その仕事の肯定的な側面をピックアップし
自分がやっていることの良い点や
それから得ているものを評価する
ことからはじめて下さい。
同時にその仕事を楽しめる工夫をして下さい。
今あるものを評価して喜んで、
先の展開を期待する。
恨みがましく「私は不幸だ」と語るのをやめて、
それでもこんな豊かさは持っていると気付けば気付くほど豊かさはやってくる。
そのようにして豊かさの波動域に入れば、
現実は変わってきます。
清掃の仕事をしていようが、豊かさを感じることは可能です。
休憩中の甘いお菓子、
ピカピカになった鏡、
心地よい疲労感と達成感、
そして支払いができて、
生活ができていること、
そういったことに喜びを見出す。
シンデレラと同じです。
シンデレラは掃除も洗濯も裁縫も
案外楽しくやってます。
「私って可哀想、恵まれてなくて、
継母もブスな姉たちも超意地悪で
いつもいつも私は不幸。
こんな汚いボロ雑巾みたいな洋服で
掃除ばっかりさせられて
不幸！不幸！不幸！」って
思ってたらシンデレラストーリーには
乗れてません。
不幸なシンデレラストーリーを
語り続けることで
その波動を再生産し続ける。
つまり不幸のエンドレスリピートです。
けれどシンデレラはボロボロの洋服を着ていても
優雅で美しく豊かさそのもので、
世界を愛してました。
なぜそれができたかと言えば、
世界の豊かさを見ていたから。
豊かさというのはお金だけではなくて
鳥のさえずりとかもそうですね。
そして意地悪なクソババァのことばっかり
考えなかった。
け！っと思っても、
不満ばかりを考え続けなかった。
代わりに、動物と仲良くしたり、
掃除してピカピカになる床を楽しんだり、
やり甲斐を感じたり
喜びに意識を向けた。
貧しさや意地悪ではなく
豊かさや優しさを見るようにした。
いつも広い世界を見ています。
今いるところの良さを見て
楽しめるところや喜べる工夫をしながら
夢を描いています。
そうやってまず波動から豊かさに合わせていくと、
現実が変わります。
必死に涙を流しながら働いても豊かにはなりません。
楽しさと喜びの対価が豊かさであることを忘れないでください
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