生きること=美しい ――equal――


equal(イコール)というグループ名で活動している、
Kazさんのインタビューをしてきました。

生きる事、という深い内容でした。



▼世界観

――そもそも平等(equal)って?

人と人、動物も含め、すべての生き物は平等です。


――平等と言っても、人それぞれ、価値観や性格が違いますけど?

でも、どこかしら繋がっていると思います。
やっぱり、差別とかありますし、戦争や事件や殺人等、悲しいことばかりの現実です、
が、それを含めてすべて受け入れていく、この目で見えるものすべてを。

そうすれば、世界が広がっていくのじゃないかと思います。


――作品のテーマってありますか?

全体の作品のテーマは、『生きる』ことです。

生き方に、正しい答えなんてありません。
各々の人生の中で答えを、『みつける=探る』ことだと思います。


――ちなみに、生きる意味をみつけるのか、つくるのか、どちらだと思いますか?

つくることはみつける事でもあり、みつけるうとしてたらそれは、つくっていますね。


※つくるとは、『作る・創る・造る』。
みる(みつける)とは、『見る・観る・診る』。
似ているようで、すべて違います。


――つくる=みつける、という事ですね。これもイコールですね。

そうなりますね。


生きる事は、美しい事だと思います。

生きるという事は、時に嬉しくて、楽しくて。
けれど、時に残酷で、苦しかったり、悲しかったりします。


だからこそ、美しいと思いますし、
先程お話したように、
目にみえるもの、すべてを受け入れて生きていけば、
きっと世界も変わるし、生きる楽しみや、価値も、さらに変わると思います。


それに、独りじゃ生きていけませんし。
独りで生きているつもりでも、周りに支えられているからこそ、自分が存在するわけで。

みんな『意味』があって、生(せい)を受けていると思います。


――ちなみに人間って、生きているのか、生かされているのか、どちらだと思いますか?

生かされているんじゃないかと、思います。



▼子供時代~創作開始まで

――活動を始めた、機転となった時期ってありますか?

2006年に、たまたま原宿にいて、変な要塞を見つけたんですよ。
なんだここは!?という感じで(笑)
それがこの、原宿デザイン・フェスタ・ギャラリーです。


――全くの偶然ですか?

はい。


それで中に入って、いろんな作家さんの作品を観て、
自分もなんだか、表現してみたくなったんです。

それで、描き始めました。


――それまでは、絵を描いたりしていたのですか?

全く描いていなかったですね。

一応、小学生になってから親の勧めで、近所の絵画教室へ通ってました。

でも中学生以降は、サッカーやバスケ、剣道などのスポーツをやっていて、
絵からは自然消滅していました。

なので、中学生以降からその時まで、完全に忘れていましたね。


――ちなみに、幼稚園の頃は描いてたりしました?

授業の時間に描いた程度ですね。


――小学生の時、習っていたのは役に立ってますか?

感覚とかは覚えていましたね。
けどそれ以上はあまりないですね。

でも習っていて、本当に良かったです。
いつか、何らかの形で活かしていかないといけないと思います。


――最初描こうと思った時は、テーマってありました?

いや、なかったです。
ただ気の赴くままに、描いていました。

でもだんだんと、ただ描いているだけじゃ物足りなくなってきて、
何かテーマがほしいなぁ、と思ってました。

それで、『平等』というのが、ふと、思い浮かびました。


――ふと、思い浮かんだのですね。そのきっかけってありますか?

いろんな人と出逢って、どこか繋がっているのかな、
と思ったのが影響していると思います。



▼初展示~今日まで

――今でこそ、活発に活動をしていますが、展示を始めたきっかけはありますか?

知り合いの作家さんから、「描いてるんなら展示やってみなよ」と言われて、
展示をしてみようと思いました。


mixiで作品を公開していたのですが、
その作品を観たと、あるギャラリーさんより出展のお誘いメールが来て、
場所や条件などがよく、そこで初展示をしました。


――じゃあ、メールが来なければ、別なところでしていたかも?

わからなかったんですよ、展示の仕方とか、ギャラリーさんをどうやって借りるとか。
だから、その時に、こうやって展示をするのかぁ、と思いましたね。


――そのタイミングでお誘いメールが来たのも、何か繋がっていたのかもしれませんね。

かもしれないです。

もうそのギャラリーはないんですけどね。


――えっ!?

オーナーさんやスタッフさんとは、今でもお付き合いがありますけど、
初展示となった思い入れの場所がないのは…、なんとも複雑です。
生まれ故郷が無くなる…、そんな感じですかね?


――その初展示ではいかがでしたか?

展示というモノは、こんな感じでやるんだなぁ、と実感できて、
もっと活動していって、いろんな人に見てもらいたい、と思いましたね。

そして、ギャラリーさんやクラブで展示をしました。


――ちなみに、ギャラリーさんを選ぶ基準ってあります?あると思いますけど。

もちろんありますよ。

場所とか値段とか集客とか、展示方法(作品を釘で打つのか、ワイヤーで吊るすのか)とかですね。
あと、ギャラリーを下見して、オーナーさんと直接お話をする事ですね。


――実は、オーナーさんの人柄が一番重要じゃないですか?

もちろんそうですね。

ギャラリーは、ただ作品を展示するだけでなく、
作家を育てる場所でありますからね。


趣味志向の活動で見てもらうだけなら、
ただ場所だけ借りて、どこのギャラリーで展示をしてもいいと思います。
それも一つの醍醐味ですしね。


そうじゃない場合は、人となりがよく、
相談に乗ってくれるオーナーですと、ビギナーでも安心できますし、
次に繋がっていけますね。


――さて、2009年は12ヵ月連続展示をやっていますが、なぜです?

2008年2月に展示した際に、他の作家さんから、
「もっと活発に活動しましょうよ」
と言われたからです(笑)


僕の活動があまりにもマイペースなので、
「はい、すみません」と(笑)


それで2008年は、6ヵ月連続展示をやりました。


2009年は12ヵ月連続です。


――12ヶ月連続ですが、月ごとのテーマってありますか?

全体的なテーマは生きるで変わらないですけど、その中で『季節』をテーマに加えてみたり。


5月は、『五月雨(さみだれ)』という言葉もあるように、雨にしました。
あえてゴールデンウィークではなくて。
僕自身、雨男ですし(笑)


それと実はもう一つあって、2009年は『恩返し』という意味もあります。
2008年の6ヵ月連続展示は、グループ展のみでした。


やっぱりグループだと、
たくさんの交流が深まる反面、
甘えちゃったり頼ったりしてしまって…。


2009年は、なるべくグループ展を控えて、個展をメインにし、みんなに恩返しをするつもりで、
僕を支えてくれる人たち(作家さんやお客さん)のために、何かしてあげたいな、という感じです。


――でもまあ、それがグループでのいいところでもあるんですよね。

そうなんですけどね(笑)



▼今から、ここから――

――来年、2010年の予定とか目標はありますか?

えっ!?2010年?


――そうですよ、もう来年は2010年ですよ。

2010年といったら、『地デジ』じゃないですか。


――いやそれは、2011年ですよ(笑)

あ、そっか。
それにしても速いなぁ。


来年…うーん、まだ特には考えてないですねぇ。

ただ、今までになかった事をチャレンジしていきたいですね。
まだ何も考えてませんが(笑)


あと、恩返しはしていきますね。
これ、すごく大事。
今までたくさん支えられてきた分、
他の人を助けたり、協力してあげたり、していきたいですね。


――そういえば、5月から作風が変わりましたけど、なぜですか?

なんだか物足りないというか、飽きてきたという感じで、
作品がマンネリ化していて、
新しいのに挑戦してみたかったのです。


それと、僕がこれから『進化=深化』していくために、
今まで自分に染み付いてきたものを、取っ払う必要があったので、
作風を変えてみました。


作品をつくる時の手法も、少し変えました。


――作家さんによっては、作風の変化で、
周りの反応を気にする人いますけど、そこはどうでした?

少しは気になって考えたりしましたけど、変えたいって想いのが強かったので、
さほど気にはしませんでした。


僕のためではなく、お客さんの目線に合わせて、作風を変えたのもあります。

でも、長い付き合いの人からは、
『作風変ったね』とか、『Kazらしくないなぁ~』と言われました。


でも、僕からしたら、『よくぞ見抜きました!』と(笑)


――ということは、『不安だけど<変化したい!』という心理状態ですかな?

そうですね。

『進化=深化』ですから。


――そういえば、4月は初写真展やりましたよね?
カメラに挑戦は。『浅化』ですか?(笑)


そうですね(笑)


「なんで絵じゃないの?写真なの?」
と言われたりもしました(笑)


でも写真撮ってみて、すごく興味深かったです。
今まで写真を、『作品』として撮った事がなかったので、面白かったです。


今は、ヴィレヴァン(ヴィレッジ・ヴァンガード)で買った、トイカメラにハマっています。
サイコロ型で900円くらいの。


――フィルムやトイカメラって、面白いですよね。ヴィレヴァンもよく行くんですか?

吉祥寺のヴィレヴァンにはよく行きます。
ざっと2~3時間くらいは店内で物色して…、
うっかり約束や用事をすっぽかしたりします(笑)


――刺激になりますものね。

なりますね。
『遊べる本屋』ですから。
ここに住みたい(笑)



■以上、ありがとうございました!
Kazさん、インタビューを受けて頂いて、ありがとうございました。

今ご覧になっている方々も、
最後までご覧くださり、ありがとうございます。



▼Kazさんのサイトのご案内

・メインサイト http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=eq_art

・PC用作品集 http://www.creatorsbank.com/users/Kazuo/

・mixiコミュニティ http://mixi.jp/view_community.pl?id=3546068

・ブログKaz * ひとり言 http://ameblo.jp/equal0827/



2009年05月29日(金)

インタビュー・みすとら



※インタビュアー・みすとらさん管理のホームページ側に不具合が起きている為、

自身(equal)のブログ内にてインタビューの内容を転載いたしました。


代わりに謝罪させていただきます。

ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。


みすとらさんのホームページが復旧されるまでしばらくお待ちください。



Kaz(equal)