夜に醒める | equal zero

夜に醒める

$equal zero


感情の処理がままならず
自己の範疇を超え
意識が暴走しまくる

逸脱した想いを悟られないように
意識のベクトルを逆方向に向ける



時間の経過を待つんだ…






そうさ、歳月とは便利なもので
耐え忍ぶ事で全て無きものにしてくれる






冷めたコーヒーを飲む…






曖昧な記憶が同時に喉の奥に流し込まれる







あれ、






何があったんだ







それに、






あいつ…










誰だ。