Behavior Twenty-Six to Thirty | equal zero
その存在が確たるものにもかかわらず、
自分とゆうものがどうにも希薄に思え、
例えば誰かの人生に係わって、時が流れ
自分も流されて行き、そして今日。
僕の存在が君の中に思い出として残って
いるのだろうか。
恐らくそれは無く、いや、多分始めから
自身など居なかったんだ。
意味の無い人間…
人が思う自分の理由付けなど、理屈の枠
の外で忍んでいればいいのだ。
写真機を持つ…
夢遊病者のように街を彷徨いシャッター
を切る。
存在の確定出来ない者が焼き付けた者達
君は僕の事を知らないだろうが、僕は君
達が愛おしい。

