漂い | equal zero

漂い

equal zero-写真行為046


昨日の憂鬱を思い出し
重たい頭を抱えながら夜を夢遊する

空に浮かぶ陰りある紅い月に
戯る兎はいる筈も無く
雲に隠れては姿を消す

他人同士が行き交う歩道で
僅かに触れる肌のような感覚

立ち止まる語らいに耳を傾けてみたが
何を話しているのか聞こえない


寂する夜の道...


緩い空気に求めた恋しき人肌





















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