2014年 本多大賞の発表です!! | 津田沼から一駅 新京成前原駅から徒歩1分の美容室 hair equ~ヘアーエキュ~

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あけましておめでとうございます。

本年も hair equ をよろしくお願い致します。

2015年が始まって1週間が経ちましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

本多は、年始に必ず行うことがあります。

それは、「2014年 本多大賞」の発表と、2015年の「読み初め」です。

先ずは「本多大賞」のお話をしましょう。

本屋大賞」ではなく「本多大賞」なので、勘違いをしないようにしてください。

せっかくなので「2014年 本多大賞」をこの場を借りて発表させていただきます!

「2014年に本多が読んだ本の中で1番面白いと思った本を、勝手にノミネートして、勝手に発表する」と言う、本来ならば頭の中で行えばいい事を、お店のブログで発表してしまおうと言うわけです。(発売日ではなく、その年に読んだ本の中から選んでいます)

この「本多大賞」は2009年ぐらいから、勝手に一人で行ってきました。
6年目にして、初めて人様の目に触れることになりました!←自作自演ですが!

2014年に読んだ本は52冊。

その中から、本多が勝手にノミネートした上位6作品は以下の通りです。

・ランチのアッコちゃん  柚木麻子
・アイネクライネナハトムジーク  伊坂幸太郎
・悟浄出立  万城目学
・箱根駅伝勝利の名言  生島淳
・少女キネマ 或は暴走王と屋根裏姫の物語  一肇
・100均フリーダム  内海慶一

ノミネート作品を見てもらえばわかるように、
「文学とはなにか!」とか、いわゆる文豪の本など難しい本は読んでいません。

では、もったいぶっても一利なし。

早速、6位から発表していきましょう。

では、「2014年 本多大賞」の…

第6位!

100均フリーダム 内海慶一

これは、100均で売っている物の中から奇妙な物を集めて紹介するだけなのですが、ユーモア溢れる独特な言い回しで笑わせてくれます。
その中から、読みにくいですが、写真を見てみてください。

ペア・キーホルダー  



第5位

悟浄出立  万城目学

中国の歴史のお話ですが、西遊記の沙悟浄であったり、司馬遷の娘、三国志の趙雲、いわゆる“脇役”の目線で書かれている短編集。
中国史には疎かったので、とても新鮮で面白いと思った1冊。

第4位

箱根駅伝勝利の名言  生島淳

これは、スポーツライター生島さんが監督や選手に取材したものをまとめた1冊。
監督や選手の裏側を垣間見れて、とても面白い。
箱根駅伝に興味の無い人が読むのは、電話帳を読むぐらい難しいかもしれない。

第3位

ランチのアッコちゃん  柚木麻子

自分の存在意義がわからないでいる主人公は、職場の近寄りがたいが仕事が出来る上司「アキコさん」との出会いで、生活に少しずつ変化がおき始める。
毎日、手作りのお弁当を食べている主人公は、1週間アキコさんとランチを交換することになり、毎日アキコさんの指示でアキコさんの行きつけのお店にランチを食べに行く。
そこで出会う人、そして食べ物…
主人公は少しずつ、少しずつ成長していくのである。
読みながら空腹感を覚えるが、幸福感で胸は満たされる1冊。

第2位

アイネクライネナハトムジーク  伊坂幸太郎

作家、伊坂幸太郎とミュージシャン斉藤和義がコレボレートすることになったきっかけの本。
斉藤氏から作詞の依頼を受けた伊坂氏。
悩んだ結果、お断りするのだが、「伊坂氏が短編小説を書き、その小説を読んだ斉藤氏が小説の世界観を歌詞にする」という、初の小説と音楽の合作が誕生したのだ。
この本は、伊坂氏には珍しい恋愛の話である。いわゆる男女の出会いについての連作短編小説だ。
10秒、いや3秒でも遅かったら出会わなかったかもしれない…なんて思うと人生は“ちょっとした奇跡”の連続ではないかと思わされる1冊。
斉藤和義さんの「ベリーベリーストロング」も併せてオススメである。

そして、いよいよ「2014年 本多大賞」の発表です。


2014年 本多大賞は………

少女キネマ 或は暴走王と屋根裏姫の物語  一肇

です。

はっきり言って、ライトノベルかな?と思ってしまう内容です。
はっきり言って、森見登美彦さんの影響を存分過ぎるぐらいにうけているのかな?と思う文体と世界観です。
はっきり言って、苦手な人が多い本かもしれません。
でも、はっきり言って、好きです。
映画という魔物に憑りつかれてしまった登場人物に共感は出来ないけど、とても羨ましく思っている本多がいました。
誰に何を言われても、2014年で1番惹かれた1冊はこの「少女キネマ」です。

さて、勝手に発表させていただいた、本多大賞でしたが、一切参考にされないことをオススメいたします。


そして、「読み初め」のお話。

これは、読んで字のごとく、新年の初めに読む本のことです。

本多は、年末になると、読み初め用の1冊を買いに行くのです。

今年の読み初めは

壬生義士伝  浅田次郎


です。

今更感はありますが、まだ読んでいなかったので、今年はこの本から始めたいと思います!!

では、来年も勝手に「2015年 本多大賞」を発表しますので、一切の期待しないでお待ちください!!



ちなみに、これが2014年のトップ12です。


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