こらから時々、お店の本棚にある（本多の）蔵書の紹介をしていこうと思います。
記念すべき第１冊目は…
文=こやまくんどう 絵=セルジュ・ブロック
「いのちのかぞえかた」
この本は、ひとりの女の子が大人になるまでの様々な『数字』が書かれています。
「毎日、地球のどこかで、22万人の赤ちゃんが生まれています。そのうちの１人…“あなたにそっくりな”彼女がこの物語の主人公です」
こんな一文からはじまります。
そして、
「彼女の体の中には、９万９０００キロ… 地球２周半分の長さの毛細血管が張りめぐらされています」
「生きるために必要な栄養素が全て入ったお乳を彼女は３ヶ月で９２リットル飲みます そして体重は６キロになりました」
こうして、彼女はどんどん成長していくのです。
子を持つ親としては愛おしい娘の成長する姿を見ていることが、一番の幸福なのではないでしょうか。
まぁ、子供がいないので憶測に過ぎませんがね…。
そして、彼女はどんどん大きくなっていきます。
学校に通い始めた彼女は、生涯５万人の人と出会い、一生で９５５キロ伸びる髪の毛を整え、５人の男性と恋に落ち、その中の１人の男性と結婚をするそうです。
これぐらいの歳になると、父は汚いもの扱いされてしまいそうですが…
幾つになっても娘は娘！
一緒にヴァージンロードを歩きたいものです。
まぁ、子供がいないので妄想にすぎませんがね…。
こうして出会った男性との間に新しい命が宿り、また自分に似た可愛い赤ちゃんが生まれ、デレデレのお爺ちゃんになるのでしょう。
まぁ、子供すらいないのに孫を妄想するなんて惨めですね…。
こうして、数字にしてみると、
生まれてきたことの奇跡。
出会ったことの奇跡。
長生きしたことの奇跡。
そう思えば、同僚、友達、彼女、彼氏、奥さん、旦那さんに優しくなれるのではないでしょうか。
合縁奇縁！
夫婦円満！！
家内安全？！
そんな１冊です。
お店にお越しの際は、読んでみてください。
hair equ 三度の飯より本！は過言の本多