ふるさと納税でいただいたモンブランが美味しい
読書が趣味だと思っていたんですが、昨年の長男出産後ほとんど読めませんでした。
新年の目標で、「今年は1ヶ月に2冊読む!」と掲げたものの、、
2月はまだハリーポッターしか読めていません3月がんばろう。
1月
江國香織さん「シェニール織とか黄肉のメロンとか」
「結婚は子どものすること」という言葉が面白かった。結婚、離婚を繰り返した理枝の持論。
一度も結婚した事のない民子、結婚し家庭を築いている早希、結婚しないなら別れるというまどか達。他にも色々。
「結婚」という観点から、彼らの人生を眺めると「結婚」というのが通過点に過ぎないという事を思い知らされます。
シンデレラと王子様のように、めでたしめでたしで物語は終わらない。
「フランスのこどもはなんでも食べる」
この国の人はこうだ!と型にはめてくる本ってあんまり好きじゃないんですが、面白そうで手に取りました。
著者はカナダから夫の故郷であるフランスの小さな村に期間限定で移住し、フランスの食文化に触れるという内容です。
子どもは女の子が2人。特に長女の方が偏食で決まったものを食べたがる傾向がありました。
カナダの学校ではお弁当やカフェテリアで、好きなものを食べていましたが、フランスでは給食一択。食べれないからという理由で、弁当や間食の持ち込みはNG。
さあ、どうするのか?
要は郷に入っては郷に従えです。
この本では赤ちゃんの離乳食のことにも少しふれ
ています。
たまーに、育児書などで紹介されている月齢早めから手づかみ食べを推奨しているんですが、個人的に汚れるし面倒だしやだなぁと思っていました。
でも、食育や発達面からやった方がいいのかなぁと迷っていたんですが、この本を読んだら「必須ではない」と割り切れました
印象的だったのは、前述の長女のランチ問題で
「アメリカやカナダではランチの選択の自由がある」に対して「自由だというけど、結局好きなものしか食べないんじゃ選択の自由な幅を自分で狭めているじゃないか」と反論されているところです。
自分では選ばないようなものが出てくる給食を食べる方が将来的に選択肢を増やすことになると。
本の内容は日本の一般家庭で実践できることは少ないですが、こんな考え方もあるんだなぁと、勉強になりました。