我が家の就寝スタイルは、娘(7歳)は1人部屋。

息子(11ヶ月)は夫婦の寝室。


娘は絵本を読んでおやすみの挨拶をした後は、基本1人で寝付けるようになってきたのですが、たまに寝付けない日もあります。


息子が生まれてから、主人ができるだけ娘の就寝時間までに帰ってきてくれて、娘の寝かしつけをしてくれています。(何年生までやるんだ?)


主人が帰れない日、娘の部屋で絵本を読んでおやすみを言っから、息子に寝室で授乳をしていると、


「ねれない泣くうさぎ

と、半泣きの娘。


娘の部屋を出て5分後くらいでした。


話を聞くと、どうやら「死ぬこと」について考えて怖くなってしまったようです。


授乳中で動けなかったし、息子はそのまま寝てくれそうな雰囲気だったので、娘には自分の部屋の電気をつけて好きな本でも漫画でも読んでとりあえず待っててとお願い。



息子はすっと寝てくれて(ありがたやー)


ちいかわでも読んでるかなーと娘の部屋に行くと


暗い中メソメソしてる娘真顔


仕方ないよね。

寝る時に死ぬこと考えて寝れなくなるのは誰にでもあるもんね。


ただ私もあったけど、どう解決して寝たのか思い出せない驚き驚き


どーしよどーしよと内心焦りまくりながら、とりあえず、楽しい絵本を読もう!!


娘の部屋にあった「ドン・ウッサ そらをとぶ」をチョイス。


ドン・ウッサの正式名称がうまく言えないというギャグ?をひとしきりやって、娘が笑ってくれてホッとしました。


涙が止まったけど、結局「死ぬこと」については解決してないので不安な気持ちは現在。


すっごく難しい問題だし、変に宗教的なニュアンスをごちゃ混ぜしても混乱するし、どうしよう。



咄嗟に思いついたのが

ヨシタケシンスケさんの「このあとどうしちゃおう」の絵本。


図書館で借りて読んだことがあったのですが、だいぶ前のことで、私はうろ覚え。


死んじゃったおじいちゃんのノートに描かれていた天国がどんなところだったか、娘と2人で思い出しながら話しました。


記憶力の良い娘から、ぽんぽんとキーワードが出て「そうそう」「そうだった!」と話しているうちに、自分ならどんな天国を描くかな?という話に。


私が思いついた、「出来立てのあったかいキャラメルポップコーン食べ放題」という天国がツボだったみたい。


だんだん楽しい気持ちになってきたようでした。



死んだらどうなるかは、誰にも説明できないし、適当な言葉で安心させられることも出来ない。


ならば、楽しいことを自分で想像して自分を安心させるしかない。


あの絵本はそういう感じだっかな?


手元に本があれば、手っ取り早く読んで解決したかもしれませんが、なかったからこそ娘と想像したり、対話をしたりという時間が生まれて、結果的にその時間が薬になったような気がします。



最終的には、「こんな天国なら良い」から「こんな事がしてみたい」という話になり、じゃあまずは夢の中でやってみようと「目をつぶってやってみたいことを想像してみよう!」と誘導して、ようやく眠る事が出来ました。



結局、「死ぬこと」説明から逃げてしまった事になりましたが、今回はこれでいいかなと。



子どもと「死生観」をどう向き合うか、難しい問題ですよね。


よい絵本や方法があるといいのですが。



「葬送のフリーレン」のハイターの「天国で女神様に褒めてもらう」という話が、ちょっと良いなと思うのですが、娘にはまだ難しいかな。


子どもとの死生観についての話し方や参考図書など、どなたかおすすめがあれば、教えていただけると幸いです。