生後2ヶ月を超えた息子。
自我が出てきたのか、今まで飲んでいたミルクを拒否するように
すごくお腹が減っている時は飲んでくれるけど。
母乳も真面目に飲まないことが出てきて。
しばらく飲んでから、こっち見てニコー
そうなるともう飲まない。
しかし、少ししたら「お腹減ったー」
まとめて飲んでくれ
偶然掴んだガーゼをブンブンしたり、こぶしを舐めたり、ビニール袋のかしゃかしゃ音に喜んだり、表情、仕草、遊びがぐーんと増えた印象があります。
娘も使ったベビージムを出してみると、興味津々。
たぶん、これの色違いです。
読んだ本
「レモネードを作ろう」
14歳のラヴォーンは治安の悪いあまり裕福ではない家庭の多い地域に住んでいます。
この環境から抜け出すため、良い就職先を見つけるため大学進学を目指しています。
しかし、ラヴォーンの家庭も決して余裕があるわけではありません。進学費用を稼ぐため、ラヴォーンはベビーシッターのアルバイトを始めます。
アルバイト先は17歳のシングルマザーのジョリーの家。幼い2人の子供を抱え、劣悪な環境で必死に生きています。
ラヴォーンは今まで想像すらしたことのない、ジョリーの過酷な生活に戸惑いますが、だんだんと理解し寄り添い、さらにはジョリーたちに必要なものは何か真剣に考えるようになります。
ジョリーが嫌悪する「福祉」
ジョリーが怯える「学校」
ジョリーは問題に直面するたびに「そんなこと誰も教えてくれなかった」とつぶやきます。
教えてくれないなら自分で調べろと言われそうですが、そこまで考えが至らない、考える余裕がない、そもそも考え方を知らないからこそジョリーはそこにいるんです。
アメリカの格差社会の話ですが、日本でもこうした状況は沢山存在しているでしょう。
教えてくれなくても自分でどうにかできる人も、いる。
でも、そうでない人もいる。
単純な怠惰や無知だけでなく、境界知能であったり気付かれていない発達障害の可能性だってある。
ラヴォーンのように表面的な解決ではなく、問題の根本に気がついて道筋を立てて送り出してあげられるのってすごい事だ思います。
一応児童書なんですが、ラヴォーンのベビーシッタースキルがリアルで参考になるのである意味育児書として読んでもいいかも。