平松洋子さんのエッセイ「おあげさん」を読んでいて、どうにもこうにもお稲荷さんが食べたくなる。
最初から最後までテーマは油揚げ。
いそいそとあぶらあげを煮て、作りました。
酢飯に鶏そぼろと胡麻を混ぜた物と、ワサビ風味のもの。
毎回ご飯を詰め込みすぎるので、2個でお腹いっぱいになります。バランス難しい。
でも、私がお揚げ煮るとどうも、甘さよりもしょっぱさが勝っちゃうんですよね。
嫌いじゃないんですが、「3月のライオン」に出てくる、あかりおねいちゃんの甘いおいなりさんが食べたい。香子が「お菓子じゃないんだから!!」と文句を言いながらも、黙々と食べる甘ーーーいお揚げ。
参考にしている栗原はるみさんのレシピに「お砂糖・ザラメ 各大さじ1」と書いてあるところ、ザラメがないからお砂糖大2にしているからかしら?
でも、他にザラメの使い道が思いつかないからなぁ。わざわざ買うのもなー。
わたがし作る??
「おあげさん」の本は、お稲荷さんゾーンを抜けると「きつねうどん」ゾーンに入ります。
娘もきつねうどんのおあげが大好き。シェアしようと思っても、おあげは一口も貰えないことが多いです
「舞妓さんちのまかないさん」に出てくる、京都の人が風邪の時に食べるおうどんも美味しそう。
お揚げと九条ネギがのった、透明なお汁のおうどん。
風邪で寝込むおかあさんに、おうどんを作ってあげてと言われるキヨ。
おかあさんの「あかん、キヨのは真っ黒いおつゆやから!!」の一言がツボです。
私は関西風も関東風も丸亀製麺も大好きです。
そして選べる場合は大抵山菜うどんです。
おあげさんじゃないんかい!!
ほうとうを食べに山梨に行って、山菜うどんを頼んで顰蹙をかったのは余談です。
一緒に行った男性とは、その後結婚し、今に至ります。好きなものを食べて大丈夫