北京オリンピック観戦が楽しくて(主にカーリング)、読みたい本が渋滞しております。
オリンピックについて、様々な批判的な意見や疑惑があらますが、閉会式で世界中から来た人たちがみんな笑顔で同じ空間にいるのはとても素敵な光景でした。
表面的な事であっても、その景色が目の前にあると実現可能なのかもしれないと希望が持てる気がします。
最近読んだ本
「ICO」宮部みゆき
RPGゲームみたいな話だと思ったら、本当にゲームをノベライズした本でした。
以前雑誌「コドモエ」で松丸亮吾さんのインタビューを読んだのですが、幼い頃は本嫌いだったけどお母様が「じゃあRPGゲームでもやったらいい」と提案した下さったそうです。
確かに、ゲームの物語もかなり作り込まれたものが多いですものね
私もドラクエで号泣しながらプレイした記憶があります。パパス!!
そういう柔軟な考え方と多彩な提案が出来る人間になりたいものです。
ICOも面白かったですが、ただひたすらヨルダがかわいそう。
「総選挙ホテル」桂望美
(なんか写真のピントが。)
人材の適材適所を実現するためにはどうしたら良いか?
「おもてなし」の均一化は可能か?
究極のサービス業である「ホテル」の社長に就任した、変わり者の社会心理学者。
そんな社長のあらゆる「実験」に振り回されながら、倒産寸前のホテルが再生していくお話です。
サクッとクスッとスカッと読めました。
「口笛の上手な白雪姫」小川洋子
表題の「口笛の上手な白雪姫」は公衆浴場で赤ん坊を預かってくれるおばさんのお話です。
お母さんが風呂場で赤ちゃんを洗ってあげた後、脱衣所にいるこのおばさんに預けると、着替えや保湿や水分補給をしておいてくれるので、お母さんはゆっくりお風呂に入れるという仕組み。
すごい!!このサービスいいね
もうお母さんやお父さんと異性の浴場に入るの厳しいけど、一人で入るのは心細いという子の見守りサービスとかあればいいのにね。
個人的には外国で迷子になる男の子の話が面白かったです。彼がいた場所が実在する場所なのかか気になりました。
「メディチ家の黄昏」ハラルド・アクトン
2章から7章くらいまでフィレンツェ大公コジモ3世とフランスから来たルイ14世の姪マルゲリータ・ルイーザのうまくいかない結婚生活の話が続いてうんざりしてしまい、諦めてしまいました
読みたい本があるのに娘の絵本を借りに図書館に行くと、ついつい自分のものも借りてしまうので在庫が減りません